人には聞けない美容師の転職タイミングはいつ?
美容師はとても厳しい労働環境の中で長い年月耐える事ができないとなかなか美容師として成功できない実力市場主義の一つの職業です。美容師の離職率は3年で70%から80%とも言われています。
そんな職業に見切りをつけて転職しようと思われる方も多いのではないでしょうか。転職することで、様々なメリットを享受できるようになるかもしれません。
この記事では、美容師をやめる理由Top3、転職するならどんな職業があるのか、実際に転職するタイミングはいつごろが良いのか紹介していこうと思います。
美容師をやめる理由TOP3
3位 業務に見合わない給料
美容師の手取りはスタイリストであれば20万円前後、アシスタントになると約12~17万円と朝から夜まで立ちっぱなしで拘束時間が長いわりにもらえる給料が少ないとなると続けていくのも難しいのかもしれません。
2位 人間関係
経営者との方針が合わない場合や、上下関係の悪化、スタイリスト同士がお客さんを取り合うことになり人間関係がギクシャクすることもあるのだとか。
なんとなく気が合わないという些細な理由で職場の調和が乱れてしまうのはいやですね。
1位 肌荒れ
第1位はやはりこの悩み。お客さんのシャンプーやブリーチ、染毛で手がボロボロになり、続けることが嫌になってしまうそう。
病院に通って保湿してもだんだんとその保湿剤も効かなくなり、最終的にはその保湿剤にアレルギー反応が出てしまうこともあるそうです。
やはり自分の体を傷つける仕事に従事するのは相当な覚悟が必要になるのかもしれません。
他にも勤務以外の時間で自分の技術を磨かなければならない点や立ちっぱなしの業務がきついことなど肉体的・精神的負担が転職理由となるようです。
転職するとしたらどんな職業がいい?
美容師をやめて転職される方には様々な方がいらっしゃいます。
そのままネイリスト、エステティシャン、セラピストなど美容関係のお仕事に従事される方や全く畑違いの金融関係や土木業、接客サービス業など多種多様です。
転職理由としては現状をどうにか改善したいという方や美容師のほかに自分のやりたい仕事が見つかったから転職を考える方がいらっしゃるようです。
では、どんな職業に転職しているのか? 一番気になる所を探っていこうと思います。
アパレル・ファッション業界
美容師からの転職が比較的多く美容師時代に学んだセンスやトレンドの流行などを生かしてアパレルやファッション関係に転職されることが多いようです。
こちらの業界は美容師がやめる理由No.1だった肌荒れの心配がなく安心して働くことができるのではないでしょうか。またターゲットとなる顧客が多いのも特徴です。
美容商材のディーラー
こちらは美容師とはあまり縁のないように見える営業のお仕事となりますが、美容商材の知識を活かせるという点でおおくの美容師が転職先の候補として上げることが多いようです。
美容師ほど労働環境も悪く無く、一般の会社員と同じような休み、給料と定評があります。
実際にやめるタイミングは?
転職先の候補が決まったら次は転職のタイミングです。
いつ、どのタイミングでどのようにして今の職場を離れればいいのでしょうか。
転職先が他の美容室の場合
すぐに辞めたほうがいいかと言われればそうではありません。もし、あなたがアシスタントでシャンプーが嫌で転職したいのであればスタイリストになるまで我慢する他ありません。
たとえ他の美容室に転職できたとしてもまたシャンプーからのスタートとなります。職場を変えてもやることが同じになってしまうので同じ轍を踏むことになりかねません。スタイリストであるならば少し話が変わります。
キャリアアップや独立、給料のためであるならば早めが良いでしょう。転職の場合は特にそうです。20代と30代での転職成功率は大きな差があるからです。お世話になったサロンに誠意をもって伝えてからやめるのが理想です。
他の業種に転職する場合
さて、他の業種に転職したくなった場合はどうでしょうか。この場合はよく転職先を調べ自分に本当に合うのか、続けていくことかできそうか確認することが大切です。
その場の勢いで転職すると「思ったのと違った」「収入がそんなに良くない」など様々な不都合が出てきます。「これなら前の職場の方がよかった」という風にならないように細心の注意を払いましょう。
順調にいきそうであれば転職したい旨をお世話になったサロンに伝えましょう。伝える際には、関係性が悪化しないようにお互い気持ちよく終われるように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
美容師だから美容関係にしか転職できないと思われていた方も少し認識が変わったのでは無いでしょうか。
今では様々な転職支援サービスがあります。その中には美容系専門の転職支援サイトがあるので是非活用してみましょう。
転職することで、年収が増えたり、土日が休みだったり、手荒れの心配がなくなり人間関係に悩んだりすることから開放されるかもしれません。
いろいろなメリット・デメリットをあげてそれを自分の中で考え抜きいい転職ライフを送ってください。
人には聞けない美容師から転職タイミングについて紹介しきました。 美容師から転職したい方や美容師を辞めようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。