医師と薬剤師の役割と年収の違いなどを徹底解説
こんにちは。
医療現場に憧れがある方は多くいらっしゃると思います。コード・○ルーや、コウノ○リなど最近の医療系のドラマってかっこいいですよね。
今回は医師と薬剤師の違いについて解説します。医療現場で働きたいけど医師は厳しい。他の仕事との違いは?という疑問をお持ちの方が興味をもつキッカケになると嬉しいです。
医師と薬剤師の違い
この検索をしたあなたは何が知りたいのでしょうか。医療関係を目指している方で、医師と薬剤師、またそれ以外の選択肢で悩んでいる方が多いのでしょうか。
ここではそんなあなたに、根本的な業務の違いから、医師と薬剤師の格差問題、年収問題、なり方の違いまで広く解説します。
業務の違い
業務についての違いについてはほとんどの方、イメージがつくと思います。それだけ身近な仕事だからです。
しかし医師には3つの働き方があるのをご存知ですか?
一つは、病院の内科の先生、小児科の先生のような臨床医と呼ばれるものです。患者と向き合って病気やケガの解決、予防を目指します。
もう一つは、研究医と呼ばれる仕事です。大学や病院で日々実験を繰り返し、論文を作成し未知の病気に対する治療法を探ったり、原因を明らかにしています。
3つ目が診療所を自ら経営する働き方です。
薬剤師の働き方にも幾つかの種類があります。病院で薬の調剤や保管、薬の情報を患者に説明などの業務が一般的に皆が考える薬剤師ですよね。
その他に、学校の環境衛生管理や、製薬会社で薬品の研究を行なう仕事もあります。
以上の情報から医療現場に携わることには変わりないですが、薬を介して患者に関わるか、患者と直接関わるかの違いはあります。
立場の違い
そんな2つの仕事にも格差が存在すると言われています。一般に医師の方が立場が上であると言われています。
薬剤師は医者から処方箋を受けなければ薬を処方することが出来ないようになっているケースが多いからです。医師は実際に手術をしたり、患者さんから直接話を聞いて病気を判断するのも医師の仕事で、薬剤師にはその業務はできません。
大学での難易度も医学部の方が薬学部よりも高く設定されています。医学部に入れなかった方が、薬学部に入り医療現場で働くというのも見受けられます。
しかし最近、医師は診療に専念し薬剤師は薬だけに専念することで、より質の高いサービスを提供することが出来る医薬分業という取り組みが増えてきています。二人の専門家が処方箋を介して情報に間違えがないか二重にチェックすることが出来るというメリットもあります。
そのため2つ仕事の上下関係をなくし、横並びで見るべきではないかという議論が出ています。
医療現場では立場は横並びとみられることが良しとされていますが、社会的にみるとやはり医師のレベルが高いです。
なり方の違い
レベルや立場の違いについて解説しましたが、そのなり方にはどのような違いがあるのか解説します。
まず薬剤師から見ていきます。
薬剤師になるには薬剤師の国家試験に合格することが求められますが、その国家試験を受験するためには薬学部で6年の修業を終えなくてはなりません。
ということは、薬学部のある大学に入ることから始めないといけないのですね。
次に、医師です。医師も薬剤師と同じように医師国家試験を受けるのに大学の医学部に6年間通う必要があります。それに加え、国家試験に合格しても臨床研修医として2年以上の研修を行わなければなりません。ということは最短でも8年ですね。
それに医学部どこも難関であり、入学後も辛い勉強の日々が待っています。数字以上にとても辛い道のりです。
このような試練を乗り越えてきた医師がやはり薬剤師よりも立場が上になるというのも分かる気がします。
年収の違い
以上でまとめてきた医師と、薬剤師の違いから最終的に、賃金にどの程度の影響を与えるのかを見ていこうと思います。
薬剤師は平均して600万円からよくて800万円ほどでした。
医師は働く団体や医科にもよりますが、20代で年収1000万円に到達し平均では1500万円ほどまで上がるそうです。
人を救う仕事、さすがですね。どちらも日本の平均年収は上回っていますが、優劣については一目瞭然ですよね。やはり医師になる困難を考えるとこのくらいの格差も生まれてくるのでしょう。
まとめ
長々と医師と薬剤師についてどんな違いがあるのかを解説してきました。根本的な違いは患者と直接向き合うか、薬を介して向き合うかという点です。
医師になる難易度の高さがとても高く、薬剤師に指示をする立場という面から言うと医師立場が上であり、給料も多いのです。
しかし、どちらも真摯に患者に向き合っているという基本的な姿勢は変わらないので、どちらが良いとは言い切れません。
しかし勉強が出来るなら医師を目指しておくほうが 良いですね。給料も高いですし。目標を下げる分には後からでも出来ますから。
それでは今日もあなたの人生の目標に向かってがんばりましょう!