気になる保育士の退職金事情を解説
保育士って退職金はいくらぐらいもらえるの?
ちゃんとどこの職場でも貰えるの?
気になる保育士の退職金事情を解説していきます!
公立保育園や、私立保育園がありますよね、あの2つの違いは分かっていますでしょうか。
意外と知らない部分も多いかと思います。
保育士に興味がある方は必見の記事になります!
保育園選びなどの時に生かしましょう!
保育士の退職金事情!
多くの会社でもそうですが、長年勤めて会社をやめる時は退職金がでますよね。
同じように保育士も退職金は出ます。
退職金があれば、退職後でもあれば安定した暮らしが保証されることになります。
しかし、どこの保育園でも退職金は貰うことができるのでしょうか?いくら位貰うことができるのでしょうか?
職場選びでも退職金は絶対に調べておかなくてはいけないところです。
この記事では保育園の退職金事情や、退職金の相場について解説していきたいと思います。
そもそもどんな保育園でも貰うことはできるの?
さて、まず出てくる質問であろう、「そもそも保育士って退職金がもらえるの?」について解説していきましょう。
公立保育園で働く正規社員の保育士は地方公務員と同じ待遇 になっています。
ですのでもちろん退職金制度は用意されており、地方公務員と同額受け取ることができるのです。
次に、私立保育園について見ていきましょう。
結論から言うと『保育園によって退職金の有無は変化してくる』 ということです。
私立保育園の場合、退職金制度は法律で義務として定められていませんので保育園によって退職金の有無は変わってきてしむのです。
ですので、まず職場探しをする場合は、その保育園に退職金制度は存在しているのかを確認しなくてはいけません。
また退職金は正社員対象に存在しているので、アルバイトやパートに対して基本的には支給されません。
また、正社員でも半年や1年間程の勤務では退職金が支給されることはないと言ってよいでしょう。
退職金を詳しく解説して!
退職金制度とは、その名の通り退職する人を対象にある額を支給する制度ですが、法律で設置を定めているわけではないのです。
つまり、退職金の有無は会社の経営者が決められることであり、制度の導入は会社ごと変わってきます。
就職規定に退職金についてのことが明記されていなければ、30年、40年と勤めたとしても退職金は0円になります。
規定されていればもちろん退職金を支払う義務が発生します。
しかし規定されているといっても100%確実なものではありません。
入社した当時、退職金制度が導入されていたとしても、その後経営不振になり、その制度自体が無くなってしまう場合もあります。
したがって、「退職金制度があるから経営不振には陥っていない」「退職金制度が無いけどこの会社の経営状態はどうなっているんだろう」などと考えることができます。
退職金制度の有無がその会社の経営状態を表していると言っても過言ではないでしょう。
退職金制度が既に導入している会社や、国立保育園では公務員になるので将来退職金を貰えるので安定して働けると考えているわけです。
ここで、就業規則の確認の仕方を紹介します。
現在勤めている保育園の制度の有無については社内規定で確認すれば見ることができます。
確認するためには、退職金規程あるいは就業規則の記載されているハンドブックや小冊子と言った資料で確認することができます。
「福利厚生ハンドブック」など名称は様々ですが探してみてください。
退職金の支給時期と相場と計算方法は?
一方公務員ではない私立保育園について見ていきましょう。
入るって知っているけど、いつだろう~と思っていたら安心してその後の計画を寝ることができないでしょう。
不安にもなると思うので、退職金の支給時期は把握しておきましょう。
続いて、退職金の相場と計算方法を解説していきます。
退職手当=基本額(退職日の俸給月額×退職事由別・継続期間別支給率)+調節額
※国家公務員・生涯設計総合情報提供システムより引用
地方公務員が定年退職時の平均退職金が2000万円前後になるので、やはり公務員は安定していて退職金はやはり多い傾向になっています。
退職金がある場合でも、退職金の計算は就業規則に則って行わなければなりません。
また、入社前だと難しいのですが、入社後でしたら先輩方に聞いてみるのも一つの方法でしょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
保育士専門の転職サイトも多数存在していますし、転職専門のコンサルタントが自身の条件に合った求人を探してくれる場合もあります。
そういったサービスを活用するのもいいでしょう!