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何がしたいかわからない人に。転職する前に考えたいこと

🕒 2018/03/02
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何がしたいかわからない人に。転職する前に考えたいこと

なんとなく今の仕事に不満をもってはいるが、転職するにも何がしたいのかわからず悩むことはよくあります。

実際に何がしたいのかわからないから思い切って転職に踏み切れず、悶々としながら日々を過ごしてしまっている人もいるでしょう。

そんな人たちに「そもそもやりたいことってなんだろう?」「やりたいことって考えれば見つかるの?」と根本的な発想転換の方法を紹介します。転職を考える方、将来に悩む学生にもおすすめです。

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やりたいこと探しの落とし穴

転職サイトやCMなどで、よく「やりたいことを仕事に」と謳われているのを目にする機会は多いと思います。

たしかにやりたいことを仕事にできたらそれが1番のように思えますが、逆にやりたいことに囚われすぎるあまり転職の指針を見失ってしまう人も多くいます。

そういった人たちはやりたいこと探しの落とし穴にはまっているのです。

やりたいこと探しの典型的な例として、自分がスポーツに興味があるから自分に向いているのはスポーツ業界だ、という考えからスポーツ業界に絞って就活をする、といった業界に絞る考え方があります。

しかし、あくまで趣味と仕事は違います。

この例の場合で言うと、スポーツに携わればなんでもいいのでしょうか?

スポーツ業界にも様々な業種があり、営業からマーケティング、事務までその仕事内容は様々です。

好きなことを仕事に、というのは間違いでは無いですが、趣味の延長というような認識では実際の仕事内容とのずれを感じ、またやりたいこと探しの落とし穴にハマっていつまでも満足のいく仕事に出会えなくなってしまう可能性があります。

やってみないとわからない

自分の好きなことを基準に考える考え方の他に、多くの人が陥りやすいのが「やりたいこと=自分に向いている仕事」という考え方です。

しかし、そもそも自分に向いている仕事とは何でしょうか?

一つの発想の転換として、やりたいこと、自分に向いていることはやってみないとわからないという考え方があります。

やりたいことを仕事にと謳われる現在の社会でも、実際に自分のやりたいことを仕事にできる人はほんの一握りです。

なぜならその仕事がやりたいことなのか、自分に向いているのかは実際に働いてみて、いろいろな経験を経て少しずつ分かってくることだからです。

だから最初から完璧な理想を持ってそれに固執したり無理に自分のやりたいことの答えを探そうと固執する必要はありません。

たとえ最初の就職に失敗しても、それが自分のやりたいことではないとわかったのなら、それは実体験に基づくたしかな感覚であって、そうやって失敗しながらでも少しずつ自分のやりたいことを探していけばいいのです。

自分が楽しさを感じる瞬間を考えてみる

上で自分のやりたいこと、向いていることに固執しすぎるのはよくないと述べましたが、じゃあどういう基準で決めればいいんだ!と頭を抱えた人もいるでしょう。

一つの事に固執しすぎるのはよくありませんが、だからといってやってみないとわからないからと何も考えずやたらに受けて受かった所でいい、という訳ではありません。

具体的に絞りすぎず、まずはおおまかな自分の方向性を考えてみるのが重要です。

その一つの方法として、自分が楽しさを感じる瞬間を考えてみましょう。

これは今までの人生で自分が実際に喜びを感じた瞬間をいくつか思い出してみるのです。

たとえば人に何かを納得してもらおうと考え、結果相手に納得してもらえた時のことだったり、自分が一から考えた企画が実現できた時だったり、人によってそれぞれ違うと思います。

こうやって思い出してみると、「自分は人と会話するのが好きだ」とか「企画を考えるのが好きだ」といった大雑把な方向性が見えてきます。

そうした感覚をもとにおおまかに職種を絞っていけば、たとえそれが最初自分の興味のない業界だったとしてもやりがいを感じて働くことができます。

仕事がすべてではない

また、自分のやりたいことをやらなければならない、という観念を捨ててみるという考え方もあります。

人生において仕事がその時間の大部分を占めることは確かですが、それだけが人生ではありません。

ひとりで趣味に没頭できる時間がなによりも大切だという人や家族を養うことが何よりも優先だという人、それぞれ人生において自分が何を大事にするのかは違っていいのです。

その自分にとって大事なことの手段が仕事だという風に考えると、仕事を決める上でやりたいことだけでなく他の条件が浮かび上がってきます。

一人の時間や家族との時間が大事だから残業がない職場がいいとか、海外旅行が大好きだからそれに行けるだけ稼げてかつ長期休暇を取りやすい職場がいいとか、やりたいことは重視せず給与や職場環境で決めるのも選択肢の一つです。

まとめ

やりたいことがわからず悩む人に解決法をいくつか紹介してきましたが、いかがでしたか?

どの考え方においても言えるのは、仕事の決め方に万人共通の絶対的な方法は無いということです。

人それぞれ仕事に何を求めるのか、どういう働き方をしたいのかは違います。

だからやりたいことを仕事にしなくちゃ、自分に向いている仕事に就くべきだと社会的観念にとらわれ苦しむ必要はありません。

この記事を参考に自分はどういう人間なのかというところからぜひ一度考え直してみてださい。

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