建設コンサルタントを辞めて転職を考えている人へおすすめの転職先とアドバイス

建設コンサルタント会社はブラック企業であることが多く、その待遇の悪さや勤務形態への不満などから辞めたいと考えている人が増えてきているようです。

具体的にどのようなことが転職理由となっているのでしょうか。

勤務時間が長い

まずは勤務時間が長いということです。

残業や休日出勤が当然のように行われる業界だと言われています。

入社時、完全週休二日制や所定内の労働時間などの労働条件が会社側から提示されたかと思います。しかし、残念ながらその通り社員が働いている会社は少ないようです。

そして特に納期が集中する12月～3月にかけては残業のピークになります。

人間関係

次に人間関係です。

コンサルタントという仕事ですから、クライアントとのコミュニケーションは必須です。

そのコミュニケーションにおいての対応や気遣いには精神的に疲れるものがあります。

クライアントに対して「わからない」ということは通用せず、常に頭をフル回転させてコンサル業務に当たらなければいけません。

でないと、トラブルになりかねません。クライアントとトラブルを起こしてしまえば、会社側にも大きな損失になります。

希望と仕事内容のギャップ

次に多いのは、希望する部門に配属されず仕事に精が出なくなってしまったということです。

入社時に配属先の希望は聞かれます。

ですが、念入り調べること無くイメージが良さそうなものを答えてしまうと、実際の仕事内容とのギャップを感じてしまうことがよくあるそうです。

そうならないために、事前に自分でしっかり調べておくこと、そして自分の能力や専門知識に適するもの選ぶことが大事です。

残念ながら、希望通りの配属先にならなかったケースもあります。

その場合、やる気が起きず中途半端になってしまって転職を考えるに至ったということになります。

建設コンサルタントの仕事は、人の流動性が高い職種だと言われています。

そのため中途退社・転職する人は多くいます。ですので、転職を考えている方はあなただけではないので、安心してください。

建設コンサルタントから転職する場合、いくつか考えられるパターンがあります。

建設会社・メーカーに転職

まず1つ目が、建設会社やメーカーに転職するパターンです。

例えば、ゼネコンに転職した場合、現場では仕様通りに問題なく設計や建設を完成させる力が求められます。

業務内容としては、コスト、工程や調達、品質管理が中心になります。

現場のリーダーになれば常に下請けの専門工事業者とのやり取りが求められます。また、現場での拘束時間が長いこともあり、未経験者にはかなり過酷です。

建設製品メーカーに転職する場合、設計とか開発に転職できる事例は稀です。

大体、営業になります。同じ建設業界内での営業を請け負うことになるので、かつての同僚や建設コンサルの知り合いろ顔を合わせるということもあります。

技術の方が営業に就職する場合、自分の適正に考慮しましょう。

役所や自治体に転職

2つ目は、役所や団体に転職するパターンです。つまり公務員に転職するという形になります。

このパターンは比較的失敗例が少ないと言われています。

基本的には、都道府県や市町村の地方自治体の建設関連部署への転職です。

道路の整備や橋の建設といった公共材の建設に携わることになるでしょう。

こういった自治体や団体の建設関連部署では、建設関連会社に勤めていた人を、不定期ではありますが、経験者採用・キャリア採用する場合が多いです。

ですので、通常の公務員の採用年齢制限を超えていても、例外的に採用される可能性は高いです。

異業種転職

3つ目は、全く他の産業の職業に転職するパターンです。ソフト開発などのIT系や一般企業の営業職、福祉関係といった事例があります。

しかしせっかく大学や大学院で建築を勉強し、それを活かした職業に1回は就いているのです。

ですから、他の産業に転職してしまうのは少しもったいない気がします。同じ建設業界でのキャリアがあるのならば即戦力になります。

そのため狭き門ではありますが、独立して個人の事業所を創設してみたり、大学や大学院の教授・研究員になったりするのも選択肢の1つなのではないでしょうか。

転職の方法は様々あります。

ご自身のキャリアを活かすのであれば、キャリア採用を行っている職場に転職することになるでしょう。

そうなった場合は、知人の紹介が一番確実でしょう。

大学時代の友人などに当たれば、建設業界の中でも広い幅の職業を紹介してくれるのではないでしょうか。

また、直接希望の企業に応募するのもありだと思います。

企業のHPの採用ページから応募することが出来ます。

しかし不定期であったり募集人数が限定されていたりするので、こまめにチェックすることが必要です。

もちろん人材紹介会社や転職斡旋会社の利用もおすすめです。

自分のキャリアを登録できるだけでなく、面接のアドバイスをもらえたり自分で探すよりも多くのポストを紹介してくれたりとメリットは多く存在します。

登録だけしても損はないので、登録することをおすすめします。

dodaは建設コンサルタントから転職を目指す方にオススメの転職エージェントです。

求人数も公開されているものだけで約80,000件以上あり、非公開の求人を含めれば希望の転職先が見つからないということはまずありません。また、建設コンサルタントの主な転職先である建設会社やメーカーの案件も多数あるので安心です。

転職を決意した人の多くは今までブラックな職場に勤めてきた人たちでしょう。転職エージェントを利用すればホワイトな条件の会社を必ず見つけることができます。自力で探すのではなく是非一度dodaに登録して転職を成功させましょう。

dodaへの登録はこちらから▶▶▶