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年収、手取り、額面ってどう違うの?転職の具体例を出しながら解説

🕒 2020/11/24
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年収、手取り、額面ってどう違うの?転職の具体例を出しながら解説

転職をする方にとって給料がいくら貰えるかということは大事な部分でしょう。

しかし給料といっても年収、手取り、そして額面といったように様々な言葉があります。

もしかしたらご存じない方もいるかもしれませんが年収と手取りでは金額が異なるのです

これらの言葉の意味の違いを知らずに就職し「聞いてた金額と貰える金額が違う!」なんてことになってしまっては手遅れです。

これらの言葉の違いが分からず勘違いしてしまったまま転職してしまうなんてことにならないようしっかり理解しておきましょう。

この記事を読んで理解できる知識:

・年収について

・手取りについて

・額面について

・それらの細かな金額の違い

※本ページにはPRが含まれます。

年収とは?

年収の意味について確認しておきましょう。

皆さんが一番聞き馴染みのある言葉ではないでしょうか。

しかし意外と異なった意味で覚えてしまっている人もいるかもしれませんので説明します。

年収とは年間収入の略で「税金や社会保険料等が控除される前の会社から支給されるお金」のことです。

会社から支給されたお金から社会保険料や税金、そして交通費等も引かれているというのはご存知でしょうか?

これは転職する上で欠かせない大事な知識なので覚えておきましょう。

なぜ大事なのかというと、場合によっては年間収入の3割から4割ほど税金が引かれてしまう可能性もあるからです。

年間収入が増えるにつれて控除額も増えていきます。

つまり実際に自分が受け取る額と年間収入とでは誤差が生じるのです。

ちなみにボーナスもこの年間収入に含まれます。

これを知らないと年収が良いからという理由で転職したけれど「実際に受け取った金額が聞いていた金額と違うじゃないか」と感じてしまいます。

転職してから後悔することのないよう理解しておきましょう。

年収と手取り、額面の違いは?

次に手取りについてです。

この違いを理解しておくことが次項の給与明細の読み込みにも繋がるので、しっかり理解をしておくことが重要です。転職においても重要です。

手取りとは「年収から税金や社会保険料等も控除した後の金額」のことです。

つまり実際に受け取ることのできる金額のことです。

転職する際はこの手取りの金額を目安にするといいでしょう。

さらに額面という言葉があります。

額面とは会社から支払われる総支給額です。

なので基本的に額面は年収と同じと考えて大丈夫ですが、額面は1年間の金額ではなく、税金などが引かれる前の金額そのものを指します。

会社の総支給額から税金などを引く前が額面金額、引いた後が手取り金額となります。

この額面金額が高くなるほど税金が増えることになるので、手取り金額とのギャップが大きくなります

また、ボーナスにも額面と手取りがあります。

これらを踏まえた上で、転職する時は求人広告に載っている金額が額面金額なのか手取り金額なのかしっかり確認したうえで仕事を探しましょう。

実際に給与明細を読んでみよう!

それではこれまでのそれぞれの言葉の意味を理解した上で給与明細を読み込んでみましょう。

まず「支給」の欄に目を通してみましょう。

会社から支給される金額には基本給に加えて残業手当や資格手当、住宅関連手当などがあります。

これらを合計した金額を会社は社員に支給することになり、この金額が額面金額ということになります。

では次に「控除」の欄を見てみましょう。

控除される金額の中には先ほど書いた社会保険や所得税、住民税などの税金の他に健康保険や厚生年金などがあります。

これらを合計した金額が総控除額として記載されていると思います。

そして総支給額から総控除額を引いた銀行振込額が手取りとなるわけです。

転職サイトの求人広告に額面金額が記載されていた場合、実際に銀行の口座に振り込まれる金額は記載されている金額と異なるわけなので、その金額がいくらなのか気になると思います。

そういった場合は手取り金額として銀行に振り込まれる金額は総支給額である額面金額のおよそ8割り程度と考えると良い目安になるでしょう。

まとめ

それぞれの言葉の違いは理解できたでしょうか?

最後にもう一度それぞれの言葉の意味についておさらいしましょう。

・年収:年間収入であり、1年間で貰える総支給額のこと。税金や社会保険料は引かれていない状態

・手取り:総支給額から総控除額を引いた金額。実際に銀行に振り込まれる金額

・額面:控除額が引かれる前の総支給額のことである。年間に限られた意味ではないところが年間収入と違う

以上が3つの言葉の意味になります。

きちんと理解できたでしょうか?

これからは年収を聞かれた時は額面金額、つまり総支給額を答えるようにしましょう。

そして手取りを聞かれた時は総支給額から総控除額を引いた額、実際に銀行に振り込まれた金額を答えるようにしましょう。

転職を考える原因の1つとして給与の問題があります。

しかしこの給与に関する言葉はいくつも存在しており、それぞれ意味が異なり間違った解釈をしてしまうと転職をするうえで自分の認識と実際の誤差が生じてしまいます。

これらの言葉の意味を理解し、良い転職をしましょう

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