山口への転職や移住に役立つアドバイスと使うべき転職サイトを徹底比較

山口は中国地方に位置し、過去に大きな地震などの自然災害が起きたことなく恵まれている立地です。冬は寒すぎなく夏は暑すぎなく、一年中に温かい気候なので暮らしやすさで言えば日本の中でトップクラスです。

山口県の漁業が盛んで、フグの市場取扱高が日本一のほか、他にもサザエやアマダイなど漁獲量が上位を占める品目もたくさんあります。

山口県全体は145万人、県庁所在地の山口市では20万人程度が暮らしており、「新岩国駅」「徳山駅」を利用する人が多いです。

ここからは、転職に関連する山口の特徴をご紹介します。

年収

厚生労働省が2016年に行った統計によると、山口県の平均年収は441万円となっています。全国の平均年収は420万程度ですので、山口県の年収は全国平均をやや上回っていることがわかりますね。

毎月30万円をもらって、さらに毎年80万円のボーナスがでる、というのは山口県で働く人の平均的なイメージです。物価の安い山口県なら、毎月30万円もあれば十分ゆとりのある暮らしができますね。

それに山口の年収は安定しています。東京などの大都市はリーマンショックを受けて一時的に年収が大幅に下落したことがありましたが、山口はリーマンショックの影響を一切受けていません。リスク耐性が強い産業構造になっていることがわかります。

転職難易度

有効求人倍率に関しては山口労働局の発表で【1.55倍】となっており、全国平均の1.52とほぼ同じなので、仕事の探しやすさは全国において平均的なレベルです。47都道府県の中で上位15位の中に入りますので、転職・移住先として考える方も多くいるようです。

求人

山口県は博多や広島に近く通勤が便利ですが、山口に本社を置く会社は限られたものになっています。

しかし、フグの市場取扱高が日本一のように、漁業や農業、林業が県内総生産を占める割合が大きいです。

もちろん第一次産業だけじゃなく、「東ソー」や「宇部興産」などの化学・素材メーカーの本社もあります。法務や経理、人事などコーポレート業務の求人は大都市と比べて少ないですが、あります。

ここでは、山口に転職するメリットとデメリットをご紹介します。頭の中で整理してみましょう。

自分にとって一番重視している項目はどれか、譲ってもいい項目はどれかを確認し、もしデメリットはメリットよりも多ければ、山口への転職を再考されたほうが良いでしょう。

山口で働くメリット

ここでは、山口に転職・移住するメリットをご紹介します。

生活費は東京の3分の1以下で暮らせる

大都市から山口へ転職してまずおどろくのは生活費の安さです。大都市にいるときと同じ貯金を持っていても生活に余裕が出てくる場合が多いです。

吉野家などのチェーン店だと価格は同じですが、スーパー、生活用品などの値段が低いです。

家賃は特に安く、1DK新築マンションの家賃は月4万未満の物件がざらにあります。大都市との差があまりにも大きいので、転職してきた方の中で今まで払ってきた家賃がもったいないと嘆くケースも多いようです。

のんびり過ごせる

山口はスローライフを楽しめる都市ということで有名です。日常生活にストレスがあまりなく、残業はありますが大都市ほど長くありません。

東京などの大都市の生活に疲れた時に、山口に転職してストレスの少ない日常を手に入れてみてはいかがでしょうか。

山口転職のデメリット

引き続き、山口に転職・移住するデメリットをご紹介します。

ブラック企業に当たることがある

山口に転職して後悔した方の中で、やはり転職先がブラック企業だったというケースが一番多いです。

求人が少ない地域だと低賃金、サービス残業を強要する企業はすぐに周囲に知られてしまいますが、山口は地方都市でありながら数多くの企業を抱えているので、ブラック企業を見極めることが至難な技です。

もちろんブラック企業を減らそうと政府はいろんな政策を打ち出していますが、自分でしっかりと転職先を選ぶことが大切になります。