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【パターン別】薬剤師の転職を成功に導く方法

🕒 2020/11/23
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【パターン別】薬剤師の転職を成功に導く方法

薬剤師になるには難易度の高い国家試験に合格し、薬剤師資格を取る必要があります。落とすことのできない単位と戦いながら専門知識を頭に詰め込み、一般大学より高い学費を払いながら六年という長い期間大学に所属し、きちんと卒業しなければ国家試験を受けることさえできません。

しかも国家試験は年に1度しか行われていないため、1度落ちればまた1年間待たなければなりません。しかし就職活動は試験前に行わなければならないため、もし試験に落ちれば内定取り消しもありえます。

このような大変厳しい状況を乗り越え、試験に合格した人間だけが晴れて「薬剤師」資格を取得することができるのです。

そんな汗と涙の努力の結晶である国家資格を最大限利用しないなんてもったいなくないですか?

私は大変もったいないと思います。

しかしせっかく資格を取得したのに、MRなどの資格を必要としない職についている、もしくは調剤を経験させて貰えなくて不満など、資格を最大限利用できていないという方は結構いらっしゃいます。今回はそんな方のために薬剤師の転職について書かせていただきます。

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MRの薬剤師への転職

MRから薬剤師への転職を考える方、もしくは実行に移す方というのは非常に多いです。確かにMRは薬剤師としての知識が活きる分野の仕事ではありますが、資格を持っていなくても就くことが出来る仕事ですし、何より過酷です。

念のため「MRってなんだ?」という方のために、簡単にMRについて説明しておきたいと思います。

MR(medical representatives)とは?:

所属している会社の医薬品の医師や病院への提供、それに伴う付帯情報を伝達する仕事です。簡単に言ってしまえば、医薬品の営業マンという言葉が分かりやすいと思います。MRの主な仕事を分類すると、

・医師や病院などに自社の製品を使ってもらうために宣伝活動、営業活動。

・それに伴う製品の副作用や安全情報なの責任ある伝達活動。

・大手の医薬品卸を相手にした自社製品の営業、交渉活動。

以上のようにMRは製薬会社などで自社の製品の営業活動を主に行います。

ではなぜMRから薬剤師職へ転職する方が多いのでしょうか。単純に「やはり資格を使った仕事をしたい」という方もいれば、「医師に頭を下げて営業するのが精神的に疲れた」という方も多くいらっしゃるのが現実です。全体的にはやはり「MRは過酷だから他の仕事がしたい」という方が多くいらっしゃる気がします。

「結婚して十分な収入が望めるためMRを続ける意味がない」「仕事をリタイアしてセカンドライフを送りたい」というような方、もしかするとこの記事の読者様にもいらっしゃるかもしれません。

では転職先としていくつかの例を紹介しておきます。

・病院:病院は独自のルールや雰囲気を持っている場所が多いです。職場見学をしてから転職をおすすめします。大手病院は忙しい中で豊富な経験ができます。

・薬局:調剤ができるところとできないところがあるので、そこに注意をして転職しましょう。規模によって、年収や働きやすさが大きく違います。

・派遣:パートタイムで気楽に働きたい。という方にはお勧めすることができます。しかし昇給や長期勤務を望むのであれば、他に転職しましょう。

MRから薬剤師への転職が少し具体的に思い浮かぶようになっていただけたでしょうか。

ドラッグストア、製薬会社から調剤薬局へ転職

調剤経験の有無は働く上で今後のキャリアに大きく関わってくる要素です。

ここでまた念のため薬剤師の行う調剤とは何かについて説明しておきたいと思います。調剤とは医師からの処方箋に基づき患者に医薬品を渡す業務です。これは薬剤師にのみ認められた業務であり、資格がなければ行うことはできません。

薬剤師の調剤薬局への転職というのは比較的一般的に行われています。

なぜそこまで調剤薬局が人気かと言えば、やはり待遇面の良さが挙げられます。完全週休二日制、福利厚生の充実、育児への理解など多くの面で働きやすい職場、それが調剤薬局です。上記に挙げた例からも分かるように、特に育児と同時進行で働く女性におすすめできる転職先です。

「こんなに職場環境が充実していて、なんのデメリットもなくてすばらしい」というみなさん、残念ながらそんなことはなく、ちゃんとデメリットもあります。

調剤薬局で働くデメリットとして給料が低く、昇給があまり望めないという面があります。さらに調剤薬局は比較的閉鎖的かつ少人数で業務を回している場合が多いです。そのため「直属の上司が合わない」「同僚間の仲がよくない」など人間関係に問題を抱えてしまった場合は、長く勤めるのがとても難しい職場になっています。

どうでしょうか調剤薬局への転職の良い面、悪い面についてご理解いただけたでしょうか。

まとめ

さて、ここまで読んでくださった読者の皆様はある程度薬剤師の転職についてご理解いただけたと思います。MRからの薬剤師への転職、ドラッグストアや製薬会社からの調剤薬局への転職について具体的に想像が浮かぶようになっていただければ幸いです。

どのような職場に転職したとしても良い面と悪い面があります。それらの中から自分の納得できる職場を選ぶことをおすすめします。そのためには職場見学にまず行ってみることが1番の近道です。

上記に書いた転職先以外にも薬剤師の働くことの出来る職場はあるので、興味を持った方は探してみましょう! 

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