※アウトドア業界に転職したいあなたが知っておくべき全知識
2020東京オリンピックまで残り約3年となり、にわかに日本全体が慌ただしくなってまいりました。一般国民まで浸透し、国全体が1つの物に向かって邁進する、というフェーズまではまだ到達していないにしても、じわじわとオリンピックの熱は日本全体に浸透し始めています。p>
この流れを牽引する役割を持つ企業は既に大忙しになっていることだと思います。そしてオリンピックとはなんと言っても世界で1番のスポーツの祭典。スポーツマンを陰から支える大切な役目のあるアウトドア業界は、忙しさが日増しに重なっていく状況だと思われます。p>
既に大規模な企業はさらなる世界中の消費者にリーチできるこの機会を最大限に利用し、さらなる利益追求を、中小規模の企業もこの大きなビジネスチャンスをものにして、大きく飛躍しようと狙っています。p>
今回の記事ではこのような現状のアウトドア業界の転職事情についてつづっていきたいと思います。
そもそもアウトドア業界って?
まずアウトドア業界とはどのような業界でどのような仕事を行っているのかを説明していきたいと思います。みなさんは「アウトドア業界に転職する」と聞いた時にどのような仕事を思い浮かべるでしょうか。
雑誌などに載っている著名な山岳カメラマンでしょうか。それとも大手スポーツ用品メーカーのスタッフでしょうか。それとも様々なスポーツを教えてくれるインストラクターでしょうか。いま出したこれらは全てアウトドアの仕事として分類されています。p>
おおまかに分類してみましょう。
スポーツ用品メーカーに転職
専門的な製品を設計、製作する仕事というのは高度な専門的な知識が必要になるため、就くことが難しいです。そのため用品メーカーに転職する場合には、店舗などでの販売、営業スタッフが主になります。詳しい分野が1つでもあれば転職も一気にやりやすくなるでしょう。
自然に直接関わる仕事に転職する
これは上記の例に出した山岳カメラマンやアウトドアガイドなどの直接自然に関わりながらこなす仕事です。山好きが高じて山岳ガイドになるなど、趣味が大いに活きる分野と言えます。しかし華やかな見た目とは裏腹に非常に厳しい業界になっております。
人に教える仕事をする
これはスキーインストラクターやスキューバダイビング資格を取ることを助けるインストラクターなど、1つのスポーツや分野に対して蓄えた知識と経験を持って人に教えることを商売にする仕事です。
その他にもアウトドアの仕事はありますが、大別すると以上のようになります。
いかかでしょうか、アウトドアの仕事が少しでも頭のなかで具体的に想像できるようになれば幸いです。
ここまで読んで、アウトドア業界以外への転職も考えてみたいという方は、こちらのページで紹介している業界別のおすすめ転職サイトを確認してみてくださいね。
転職したい職種は何だろう?
少しアウトドア業界の仕事が頭の中で具体的になった所で次の段階に移りましょう。自分自身がどのような職種に転職したいのかを明確にしていきましょう
方法は単純です。まず始めに
- メーカーに転職しスポーツ用品などの販売、営業をする
- 山や海などに自らの足で行き、直接自然に触れる仕事をする
- 1つのスポーツなどを極めて、人に教える仕事をする
この3つの中から自分が向いていると思うものを選びましょう。
「スポーツ用品がとても好きで、特にサッカーシューズに造詣が深く、その知識を活かして働いていきたい」などスポーツ用品に関わりたい方は、スポーツ用品メーカーへ。p>
「山登りが大好きで、特に高山植物について詳しく、写真を取るのが好きだ」など直接自らが自然に関わりたい方は、山岳カメラマンやアウトドアガイドなどへ。
「幼少期からスキーが得意で、スキーを仕事としてやっていきたい」など1つのスポーツへの関心がとても深い方は、インストラクターへ。
自分と深く向き合い、これからどのような仕事に転職したいのかを考え、転職先の職種を明確にしましょう。
良い転職にするために必要な努力は?
自分の転職したい職種が少し具体的に頭に思い浮かべられるようになったでしょうか?それでは自分のなりたい職種が明確になってきた所で、良い転職をするために何をすればいいのかを考えましょう。
アウトドア業界は職種によって努力する方向が全く違ってきます。そのためになりたい職種にあった努力をしていかなければなりません。
例えばスポーツ用品メーカーに転職して販売スタッフをしたいのに、そのスポーツ自体の練習をしても仕方ありません。逆にスポーツインストラクーになりたいのに、営業や販売のノウハウを学んでも意味がありません。
仕事の合間の貴重な時間をムダにしないように、自分に合った努力をしましょう。
具体的に言えば「スキーインストラクターの仕事につきたい」という方はインストラクターになるための資格取得の勉強を始める、「スポーツ用品メーカーの販売スタッフになりたい」という方は販売ノウハウについて学ぶ、という風に1歩ずつ良い転職に向かっていきましょう。
良質なアウトドア業界の求人に出会う方法
転職を考えている方の中には、具体的にどうやって転職活動を始めるべきかを迷う方が多いです。とりあえずハローワークに行って仕事がないかを尋ねてみるという方がいれば、コネを利用して転職先を紹介してもらおうという方もいるでしょう。
ところで役所が運営しているハローワークは「ブラック企業」という噂がすでに広がっていますし、誰もが有力なコネを持っているわけではありませんね。
転職活動を始める方法を最初から間違えてしまうと、後々人生を左右する大失敗につながりかねません。
自分に合った転職活動のやり方を知っていただくために、ここではリスクを最小限に抑えた一般的な転職方法を3通りご紹介します。自分の状況はどれに当てはまるかを考えながらお読みください。余力があれば、以下3通りの転職方法を全て試すことをおすすめします。
転職求人サイト
企業の求人広告がたくさん掲載されているサイトを見たことがありませんか。それは転職求人サイトです。
利用者が個人情報やプロフィールを登録後、自分で掲載されている求人情報を検索、応募するスタイルとなっています。
代表的な転職サイト自分で求人を見比べたい方や自分のペースで自由に転職活動を進めたい方にぴったりな転職方法だと言えます。また、転職回数が3回以上ですでに流れを把握している方も、転職サイトを使ったほうが一番効率が良く転職期間を短くできます。
ヘッドハンティング・スカウトサービス
ヘッドハンティング・スカウトサービスとは、サービスに履歴書を登録された求職者に対して、企業やヘッドハンターがスカウトを送信し、企業と求職者をマッチングさせるプラットフォームです。
リクナビNEXTのように、通常の転職求人サイトでも「スカウト・オファー機能」が使える場合もあります。
代表的なヘッドハンティング・スカウトサービス
自分で探して応募する転職求人サイトと真逆で、登録情報を元に企業やヘッドハンターが欲しい人材かどうかを判断し「企業側から連絡が来る」のが特徴です。
今すぐ転職しなくてもいいけど、年収や福利厚生などの条件面にこだわりたい方、転職サイトの求人よりレベルの高い会社に確実に転職したい方に強くおすすめします。
転職エージェント
転職エージェントとは、登録者の経歴や希望条件をもとに求人紹介してくれるサービスです。いわば求職者のマネージャーのような存在で、履歴書の書き方、面接対策、面接日程の調整、条件交渉など転職活動に関わるすべてをサポートしてくれます。スカウトサービスと違い、企業と転職者の間に「キャリアコンサルタント」が入ります。
転職エージェントには総合型から業界特化型、第二新卒特化型などさまざまなタイプがあります。
代表的な転職エージェント転職エージェントを利用する際に希望条件を細かく聞かれるので、「職種、勤務地、希望年収などの希望条件が決まっている方」にとって効率的かつ高精度な求人紹介を受けられます。
また、初めての転職で希望条件も漠然としていても大丈夫です。転職エージェントはヒアリングを通して求職者に合った求人を見つけてくれて最後までサポートするので、初めての転職こそ活用すべきサービスです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。アウトドア業界について、この記事を読む前よりも具体的に考えることができるようになったでしょうか。
アウトドア業界に転職する上で大事なことは、
以上のステップが重要になります。ではみなさんがオリンピックで日本中が盛り上がるころには、転職先でやりがいのある仕事をしていることを願っています。1歩夢のあるアウトドア業界への転職を踏み出してみましょう。