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農業転職は未経験でもOK!農業への転職で重視したポイントは?【経験者が語る】

🕒 2020/12/04
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農業転職は未経験でもOK!農業への転職で重視したポイントは?【経験者が語る】

農業への転職は未経験でもできます。
未経験者でも独立した農家になることは可能ですが、ハードルは高めです。未経験者が農業をはじめるなら「まずは農業法人で働きながら技術を習得する」のが最適だと思います。

私は農業未経験でしたが、30歳目前で一般事務職から長野県でリンゴ栽培をしている農業法人へ転職しました。農業未経験者でもちゃんと「正社員採用」されました。

農業法人への転職は、農業未経験でも「やる気」があれば比較的簡単に採用されるので、「農業したい!」と思ったらぜひ行動してみてください。

私が、未経験から農業へ転職する時に重視したポイントや、転職までの手順(農業転職体験談)をお伝えします。

豊かな自然の中で農作物と向き合って仕事がしたい! 「農業で働く」ってどうなんだろう?

そんなふうに考えているあなたに、ちょっとでもお役に立てれば幸いです。

この記事を書いたライター
もな子様
もな子

こんにちは、もな子(@ringomonaco)と申します。
農業したくて2008年に長野県の北部に移住しました。北信州でりんご栽培のお手伝いをしています。
リンゴ好き!
長野周辺お出かけ、長野のこと、暮らしのことなどを少しずつ書いていけたらいいなと思います。
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農業未経験者の私が転職する際に重視したポイントは?

農業未経験者の私が転職する際に重視したポイントは?

農業転職を考えたとき、私が重視したポイントは主に5つです。

  • 農業で生活していけるか?
  • 農業技術には時間とお金が必要。お金をかけず技術習得するには?
  • 何を栽培するか?
  • どこで農業するか?
  • 重労働過ぎないか?

この5つのポイントについて、私の考えをお伝えしていきます。

農業転職ポイント①「農業で生活していけるか?収入を得られるか?」

農業でちゃんとお金を稼いで、生活していくことができるか?
未経験者が農業へ転職する際に、これがとても大切なポイントです。

農業に転職しても生活できなければ、困ってしまいますよね。

私が農業改良普及センターの所長さんに、就農相談をした際に聞いたのは、

「農家として独立するには、農機具も必要ですし、稼げるようになるまでの生活費も必要です。最低3年分の生活費が無いと大変です。」

ということです。

「最低でも3年分の生活費(貯え)があること」これを聞いたとき、農業未経験者が最初から農家として独立するのは容易ではないと思いました。

ですが、農業で働くには、「農家になる」だけでなく「農業法人で働く」という選択肢があります。

私は、農業未経験者でも最初から収入を得ることができる「農業法人への転職(雇用就農)」を選択しました。

農業未経験者が最初から「独立した農家」になるのは、資金的な問題・栽培技術の問題などで非常にハードルが高いです。

「農家として独立する」には資金が必要。ざっとですが以下のようなお金がかかります。

  • 農地を取得する(借りる)ためのお金
  • 肥料、農薬、苗(種)などを買うお金
  • 農業資材、農業機械や農業設備を整えるお金

この他にも、農業をするために地方へ移住するなら、引っ越し代、住宅を借りる(買う)お金、車を持っていなければ車を買うお金もかかります。(地方生活では車が必須)

農業法人で社員として働くメリットは、未経験者でも最初から収入を得ることができ、かなり恵まれた環境で農業ができるところです。

  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 労災保険
  • 雇用保険
  • 賞与
  • 残業手当
  • 家族手当
  • 住宅手当 など

普通の会社で働くのと同じく、安定した生活を送ることができます。

農業法人のお給料は未経験者でも初月から16~17万円

農業法人で正社員として採用されると、最初は16~17万円くらいの月給のところが多いようです。私は、16万円からスタートしました。

転職前よりもお給料はだいぶ少なくなりましたが、技術を身に着けられると思えば、非常に恵まれています。それに、農家として独立したら初月から月額16万円も収入は期待できません。

私の転職先では、必ず年に1度の昇給もあります。家族持ちの男性もしっかり働いています。長く勤めれば、家族を養っていけるだけのお給料になります。

マイホーム(新築)購入している人もいますよ。

農業転職ポイント②「農業技術には時間とお金が必要。お金をかけず技術習得するには?」

お金をかけずに栽培技術を習得するには「農業法人へ転職する」のが最善の方法ではないかと思います。

農家として独立して収入を得るには、商品になる作物を栽培するだけの技術も必要です。

規模の大きな畑を管理し、作物を育てる技術を習得するには時間もかかります。

一般的に未経験者が栽培技術を習得するには、農業研修が必要です。

例えば、果樹栽培をしたいなら果樹試験場で研修を受けることもできます。学生が授業を受けるのと同じで、授業料を支払い講義を受けます。

もうひとつ、ベテラン農家さんの元で修行するという方法もあります。

どちらにしても栽培技術の習得中(農業研修中)は、収入が期待できません。

ですが、農業法人では未経験者でも給料をもらいながら、栽培技術を身に着けることができます。

私が転職した農業法人で4年ほど働き、技術を身に着け農家として独立した人もいます。もちろん、農業法人でずっと働き続けることも可能ですし、10年以上社員としてしっかり働いている人もいます。

未経験者が農業へ転職するなら、収入を得ながら農業技術を習得できる「農業法人への転職」がおすすめです。

また、独立することを前提として「研修生」として受け入れている農業法人もあります。

正社員ではなく研修生としての雇用なので時給で働くのですが、独立する際に畑を提供してくださるなどのメリットもあります。

農業転職ポイント③「農業で何を栽培するか?」

「農業へ転職する」と一口に言っても、栽培作物はたくさんあります。

野菜、果樹、花卉(かき)、その中でも何を栽培したいでしょうか?

栽培したい作物が決まれば、農業転職先が決めやすいです。

もし、決まっていなければ農業体験などをしてみて自分が栽培したい作物を決めるのも良いです。

例えば野菜ですと、栽培が盛んな地域がたくさんあるので転職先が比較的豊富です。

首都圏近郊(都会のそば)にも転職先(農業法人)があります。

果樹栽培となると、産地は少し絞られてきます。

農業転職ポイント④「どこで農業するか?」

もし、先に「ここで農業をしたい」という希望の場所(産地)があれば、その地域の農業法人を探して転職先候補にすることもできます。

自分が住みたい(移住したい)地域を先に決めてから、転職先を決めるのも良いと思います。栽培したい作物と農業をやりたい地域が決まれば、転職先がだいぶ絞られてきます。

私の場合、果樹栽培(リンゴ栽培)をしたいという目的がありました。

りんごの産地ならば青森や長野が転職先の候補としてあがると思いますが、母の実家で昔からなじみの深い長野県へ移住したいという気持ちもありました。

ですので、長野県でりんご栽培をしている農業法人を探し、転職・移住を決めました。

農業転職ポイント⑤「重労働過ぎないか?」

せっかく農業に転職しても、実際に農作業をしてみたところ、想像をはるかに超えて重労働!やっぱり無理。という場合もあるかもしれません。

そうすると長続きしませんよね…。

自分は農業で働き続けられそうかどうかを確かめてみるのが良いです。

農業未経験であれば、できれば農業体験などに行ってみて、どんな仕事をするのか体験してみることをおすすめします。

個人的な意見ですが、「重労働すぎる」と感じたところは避けた方がいいかもしれません。

※農業で働いているうちに、慣れや体力がついてきて重労働と感じなくなる場合もあります。

農業法人へ体験に行けば、実際に働いている人(雇用主でなく雇用されている人)に話を聞くと、本音が聞けます。

また、農業はラクな仕事ではありませんが、栽培する作物や栽培面積で仕事のキツさは変わると思います。

一概には言えませんが、どちらかと言えば「果樹栽培」よりも「野菜栽培」の方が重労働のような感じがします。

理由は「経験上」としか申し上げられないのですが、

私が農業を体験させてもらった露地野菜農家での仕事が、リンゴ栽培の仕事よりきついと感じた。

農業体験に行った時、露地野菜農業を良く知っている近所のおばあちゃんが「(仕事のキツさは野菜より)りんごの方がマシだよ」と言っていた。

昔、北海道で野菜栽培の農業法人で働いた主人の体験談。

大規模野菜栽培は気が遠くなるほど畑の面積があり、仕事も大変だったとのこと。(現在りんご栽培の農業法人勤務)

農業法人なら「休日」がちゃんとある

農業法人で社員として働けば、休日は確保されています。

私の転職先ではピークに忙しい時でも、週1は必ず休みです。残業をすればしっかり残業代も支払われます。

作物や栽培地域にもよりますが、雪の多い地域では冬は長期休暇(有給)になることもあります。

(ハウス栽培など施設栽培での農業や、温暖な地域での農業は、1年中忙しい場合もあります。)

独立した農家ですと「土日、祝日に休み」や「決まって週1休み」というのは、あまりありません。

特に忙しい時期(収穫出荷時期など)は休日なしで長時間働くこともあります。

独立した農家は「休む」という概念がない場合もあります。農業が生活の一部だからです。農業法人は会社員なので、ONとOFFがしっかりあります。

「仕事」と「休日」をしっかり分けたい人は、農家になるよりも農業法人への転職が合っていると思います。

以上5つが、農業未経験者だった私が農業へ転職する時に重視したポイントです。

私は特に、資金面・生活面で苦労せずに農業ができる事を重視して、農業法人(果樹栽培)への転職という選択をしました。

次に、実際に私がどんな手順を踏んで農業法人に転職したかの体験談です。
よかったらご参考にしてください。

農業未経験者の私が農業法人へ転職するまでの手順【体験談】

都内のオフィスで一般事務として働き、農業未経験の私が、農業法人へ転職を決めるまでに参加したり、体験したり、やってきたことです。

  1. 農業人フェアへの参加
  2. 農業法人で農業体験
  3. 地元農家へ直接メールで相談
  4. 農業改良普及センターへ相談(農家として独立ではなく雇用就農を決める)
  5. 転職希望の農業法人へお話を聞きに行く(転職の決意が固まる)
  6. 勤めている会社に退職願を出す
  7. AT限定免許を解除(軽トラを運転するため)
  8. 移住・研修・正式採用(農業転職完了)

最初は「独立した農家になりたい」とも考えていましたが、最終的には生活が安定する「農業法人への転職(雇用就農)」を決めました。

農業未経験でしたし、私が育てたい作物を栽培するには移住する必要もありました。

生活環境が大きく変わるため、本当に農業へ転職して良いものか?と悩みましたが、今は農業転職と移住して正解だったと感じています。

実際農業へ転職して働いてみると、事務仕事よりも自然の中で体を動かして働くことが自分には合っていました。ストレスもありません。

農業への転職は、とんとん拍子には進まず、農業をやりたいなぁっと考え始めてから転職できるまで、2年ほどかかってしまいました。

悩んだり立ち止まったりすることも、しばしばありました。

①農業人フェアへの参加

農業人フェアでは農業法人の経営者さんと直接お話することができ、農業体験(お試し入社)のアポを取ることもできます。また、自治体の就農相談員に「就農相談」もできます。

農業人フェアへ参加した時は、すでに「長野県でリンゴ栽培をしたい」という希望がありましたが、「独立した農家」になるか「農業法人へ就職(雇用就農)する」かは、はっきり決まってはいませんでした。

農業人フェアに参加すれば何か進展があるだろう、農業に一歩近づけるだろうくらいの少し曖昧な気持ちでの参加でした。

農業人フェアは堅苦しい雰囲気ではありません。スーツで参加している人もいれば私服で参加している人も。(私は私服参加)

残念ながら当時はリンゴを栽培している農業法人は参加しておらず、「長野県」という共通点から、佐久市で露地野菜栽培をしている農業法人さんにお話を伺いました。

お話ししたのは、農業法人経営者…といっても気さくな奥様でした。

とても明るく素敵な人柄で話がトントンと進み、連休を使って農業体験をさせてもらうことになりました。

②農業法人で農業体験

農業法人での農業体験で分かったことは、

  • 農業は力仕事も多く、体力的に大変なこともある
  • 農業法人で働いているのは若者(20~30代前半)が多い
  • 女性も多く活躍している
  • 研修生としての雇用もある

ということです。

⑴露地野菜栽培での農業体験

農業人フェアでアポを取った農業法人(露地野菜)で、農業体験させていただきました。

体験した農作業は、

  • 苗の水やり
  • 苗の植え付け
  • 草かき(除草作業)
  • 長いも種芋の植え付け作業

など。

野菜栽培は腰をかがめての作業が多く、だだっ広い畑での作業はとてもきつく、体力的に大変でした。

また、長いもの支柱が重く、事務仕事しか経験がなく腕力のない私にはつらい仕事でした。

ですが、これはまだまだ序の口で、レタスやキャベツなどの収穫時期は朝5時から働くとのこと。

私が体験した農作業はほんの少しでしたが「農業ってきつい仕事もあるんだ」と実感できました。

当時、ここで働いていたのは若者だけでした。中国から来ている実習生や男性社員、高校を卒業したての女性2名も社員として働いていました。

その女性のうち1名は、農家として独立しました。(連絡をもらいました)
農業法人でしっかり技術を身に着けて、独立したんですね。

⑵りんご栽培の農業体験

リンゴ栽培をしている農業法人はないだろうか?とインターネットで探すと、ホームページでスタッフを募集しているところが見つかりました。

メールで「就農を考えているので農業体験させていただきたい旨」を伝えると、すぐにOKの返事をもらえたので、夏休みを使って農業体験に行きました。

体験したのは以下のような事です。

  • りんごの葉摘み
  • 夏りんごの収穫
  • 「目ぞろえ会」に参加(出荷規格を確認するための会)
  • 近くの道の駅にリンゴを出荷
  • 農作業ミーティング

農業体験に行ったのが8月。りんごの仕事が本格的に忙しくなる秋ではありませんでしたが、会社の雰囲気は分かりました。

ここでも女性が多く活躍していました。当時男女比は半々くらいで、「研修生」として働いている人がほとんどだったと記憶しています。

ここで夫婦になり、数ヶ月後に独立就農(独立してりんご農家になる)を決定している方々もいました。

代表は雇用してくれるとのことでしたが、正社員採用でなかった事と、同じりんご栽培でも、私は長野県の北部で栽培したい(移住したい)という希望があったので、辞退し長野県北部の法人を探すことにしました。

独立を目指していなければ、正社員として雇ってくれる農業法人がおすすめ

時給で働く研修生は、農作業が無くなる冬は給料も出ないようでした。

転職先は妥協しない方が良い

農業転職に移住が伴う場合、自分が暮らしたいと思う地域があれば、妥協しないのも大切かもしれません。

住めば都と言いますが、この先一生暮らしていくことになるかもしれないので、住むところ(移住先)は慎重に選ぶのが良いです。

③地元農家へ直接メールで相談

転職サイトや農業法人のホームページには、希望通りの求人情報が無かったので、地元の農家さんなら良い情報をくれるかも知れないと、藁にもすがる思いで直接メールしてみました。

この時点で「長野県北部でリンゴ栽培をする」という自分の希望をはっきりさせましたが、まだ「農家として独立」か「農業法人へ転職」するかは曖昧でした。

「どちらでもいいから農業したい」という曖昧さはあったものの、農業法人へ転職する方がハードルは低く現実的だなぁと、薄々感じ始めていました。

地元農家さんからの返事要約
「北信地方事務所(北信農業改良普及センター)へ相談してみたら何か良い情報があるかもしれないです。」

やはり地元の事は地元の人に直接聞くのが良いのかもしれません。

地元農家さんからヒントをもらい、さっそく農業改良普及センターへ就農相談のメールをしました。

※農業改良普及センターとは、新規就農のための情報提供や相談を受け付けてくれるところです。

④農業改良普及センターへ相談

農業改良普及センターへ就農相談のメールをすると、2つの方法を提示してくれました。

  1. 果樹試験場での農業研修後に就農する
  2. 農業法人で働く(数年後独立も可能)

果樹試験場での研修では、いろいろな作物(りんご・桃・ぶどう・梨など)の知識が身に付きますが、資金面に余裕がないなら、農業法人で働きながら技術を身に着けるのが良いということでした。

この時、所長さんからのお返事で「農家として独立するなら、3年間の生活費の確保が必要」ということを聞きました。

私は資金面に余裕がなく、できれば安定した生活をしたいと考え、この時「農業法人への転職」を決定し、雇用就農を希望する旨をお伝えしました。

すると、とても良い労働条件の農業法人をご紹介してくださり、そこへお話を聞きに行くことになりました。

⑤転職希望の農業法人へお話を聞きに行く

農業法人の社長さんのお話をまとめると以下のようでした。

  • まずは1ヵ月ほど研修を受けてほしい
  • 現在勤めている会社を辞めずに、週末だけの研修でもいい
  • 農業があなたに合っているかわからない。万が一、研修中に農業を辞めたくなったとしても困らないように今の会社は辞めない方が良い

ですが、毎週末長野へ来て研修を受けるのも大変ですし、1ヵ月の有給を取れるような余裕のある会社でもなかったので、今務めている会社を辞めて研修しようと決意しました。

これが9月末頃のことです。

正社員で採用されれば、良い条件で働けるのが魅力的でした。

  • しっかりお給料が頂けること(昇給、賞与あり)
  • 社会保険完備
  • 1年中安定して仕事がある
  • 休日がある

(※いたって普通の条件ですが、農業では恵まれています。)

⑥勤めている会社に退職希望を出す

東京に戻って次の日、勤めていた会社に退職願を出しました。

できるだけ早く農業研修を受けたい気持ちはありましたが、やはり退職1か月前に「退職願」を出すのが会社にも失礼がないルールです。

1ヵ月の間で、引き継ぎ業務などをこなし、有給は取らず10月31日まで働き、11月1日に長野へ引っ越す比較的忙しいスケジュールでした。

⑦AT限定免許を解除

農業法人で軽トラを運転するためです。

軽トラにはAT車もありますが、農業法人で使われている軽トラは、MT車の場合が多いです。
そのため、退職までの1ヵ月の間にAT限定免許を解除しました。

坂道発進の実地試験になかなか合格できず、費用がかさみ10万円ほどかかりました。

それと、軽バンを購入しました。移住して田舎で生活するので自分の車が必須です。

軽バンを新車で買い、費用が100万円ほどかかりました。
「軽トラ」と「普通軽自動車」を兼用できる「軽バン」はとても重宝します。田舎暮らしを始めるにあたって、1台車を買うなら軽バンがオススメです。

車関連の費用で、お金をたくさん使うことになりました。

⑧移住・研修・正式採用(農業転職完了)

11月1日に長野へ引っ越し、2日から研修を始めました。

まずは、りんごをきれいに色づかせるための「葉摘み」作業でした。

事務仕事しかしたことがない私でも、比較的ラクな仕事でしたが、その後の収穫や荷造りは腕力が必要な仕事が多かったです。リンゴの果実は重いです。

また、リンゴジュースの販売もしている法人でしたので、瓶ジュースは更に重く、瓶ジュースの入ったコンテナが持ち上がりませんでした。

男性社員に手伝ってもらうこともしばしば。

11~12月は本当に忙しく現場はてんてこ舞い。残業もありました。とにかく足手まといにならないように頑張るだけでした。

想像していたような農作業からスタートすることができませんでしたが、収穫、荷造り出荷の一番忙しい時期を乗り越えたので、やっていけそうだなぁっと感じました。

(あまりに重い荷物を急に運んだ為、年末には腰を痛め走ることができなくなってしまいましたが、お正月休みの長期休暇で治りました。)

研修期間終了後、無事に正式採用していただくことができました。

農業は「来るもの拒まず、去る者追わず」な気質があるように感じます。未経験者でも常識があれば正社員として採用してくれる場合が多いです。

ただ、農業技術習得には少し時間がかかるので、正社員採用は40代くらいまでのところが多いようです。(キャリア形成の為)

まとめ【農業未経験でも転職はできます!】

まとめ【農業未経験でも転職はできます!】

農業への転職は2通りあります。

  1. 独立した農家になる
  2. 農業法人で雇用就農する

農業未経験者が農業へ転職する時に、重視したいポイントは以下です。

  • 農業で生活していけるか? (独立農家か雇用就農か)
  • 農業技術には時間とお金が必要。お金をかけず技術習得するには?(独立農家か雇用就農か)
  • 何を栽培するか?
  • どこで農業するか?
  • 重労働過ぎないか?

連休や夏休みなどを利用して、農業法人で農業体験させてもらうと、農業の大まかな雰囲気が分かるのでおすすめです。

私が農業へ転職したいと思いはじめたのが2006年頃です。転職できたのが2008年。

その当時は今よりも農業法人のホームページや農業求人サイトもそれほど充実していなかったように感じます。

今は転職サイトでもたくさんの農業求人がご紹介されているので、農業へ転職するための環境もより良くなったんじゃないかと思います。

転職サイトなどもうまく利用して、ぜひ自分のライフスタイルに合った農業に転職してください。

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