転職サイト・転職エージェントの口コミ評判おすすめ比較ランキングが分かる情報メディア
TOP > IT・エンジニア・WEBの転職 > Webデザイナーで働くのはしんどい?現役Webデザイナーが解説

Webデザイナーで働くのはしんどい?現役Webデザイナーが解説

🕒 2023/12/27
このエントリーをはてなブックマークに追加
Webデザイナーで働くのはしんどい?現役Webデザイナーが解説

「Webデザイナーとして働き始めたけど、毎日がしんどい...」
「Webデザイナーとして長く働いてきたけど、この働き方をこの先も続けられる気がしない...」

こんな風に悩んでいませんか?

Webデザイナーの仕事は楽しいこともあれば、大変なこと、しんどい事もたくさんある仕事です。事実、現役Webデザイナーの中には、上記のように「Webデザイナーしんどい」「Webデザイナー辛い」と悩んでいる方も多くいます。

そこで本記事では、Webデザイナーがしんどい、辛いを感じる理由を、現役Webデザイナーの私が解説します。

本記事を最後まで読めば、Webデザイナーの仕事がしんどいと感じる理由と、その対処法がわかりますよ。「Webデザイナーの仕事がしんどい」と悩んでいるなら、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事を書いたライター
デザキャリ

現役フリーランスWebデザイナー/転職エージェント。未経験からWebデザイナーを目指す方向けに、Webデザイナーの転職情報や副業情報を、一次情報ベースで発信するメディアです。
運営ブログ:デザキャリ

※本ページにはPRが含まれます。

Webデザイナーで働くのがしんどい、つらい、と感じる理由

Webデザイナーで働くのがしんどい、つらい、と感じる理由

まずはじめにWebデザイナーがしんどい、辛いと感じる主な理由は次の通りです。

  • 労働時間が長い
  • 労働時間が長い割に、給料は安い
  • クライアントに振り回される
  • 人間関係で疲れる
  • 業界の変化が激しく、知識をキャッチアップするのが大変

それぞれ解説しますね。

労働時間が長い

Webデザイナーが辛い主な理由は「労働時間が長いこと」です。

Webデザインの仕事は「納期」があることが一般的ですよね。案件の納期がゆったり、時間があるのであればまだ良いですが、納期の短い案件が立て続けにある場合、毎日遅くまで残業に追われることも多いです。

特に企業によっては、営業がクライアントの言いなりになってしまい、本来受けるべきでない「無茶な納期の案件」を受注してくるケースもよくあることです。

案件を受注してくるだけの営業は良いですよね。受注すれば成果につながり、評価されるからです。でもWebデザイナーの私たちから見れば、無茶な納期は負担でしかありません。

私自身もWebデザイナーとして仕事をしている中、「この納期はさすがにきついんじゃないか?」と感じるような案件は多々経験してきました。もちろんそういう案件がたくさん続くときは、毎日夜遅くまで残業していましたね。正直、そのタイミングはかなり辛かったです。

遅くまでの残業は、年齢が20代など若いうちはまだ良いです。20代であれば、残業を乗り切るための体力もあるからです。

ですが、1つごと年齢を重ねるごとに、身体は疲れやすくなり、残業自体がどんどんしんどくなっていくものです。

特に30代になると、人の体力は一気に落ちていきます。ですから、Webデザイナーとして働いていて30代を超えてくると、「ずっとこの働き方を続けていけるだろうか..」と悩んでしまうことも、至って普通のことです。

このように、労働時間が長い問題は、Webデザイナーとして働く上で、避けては通れない問題です。労働時間が長いというのは、Webデザイナーがしんどいと感じる最もメジャーな理由と言えますね。

労働時間が長い割に、給料は安い

労働時間が長かったとしても、その分給料がたくさんもらえるなら、まだ割り切れますよね。でもWebデザイナーの場合、労働時間が長い割に「給料はそこまで高くないこと」が、余計にしんどいと感じてしまう主な理由です。

そもそもWebデザイナーの年収は、世の中平均と比べると、少し低い年収となっています。

事実、転職サイトdodaの統計「職種別平均年収ランキング【最新版(2019年)】」によると、Webデザイナーの平均年収は約347万円です。同時期の全体平均年収は約408万円だったので、Webデザイナーは世の中平均よりも「約61万円」、年収が低いんですよね。

全職種の平均年収:約408万円
Webデザイナーの平均年収:約347万円(約61万円少ない)

上記のように年収が低いにも関わらず、Webデザイナーの残業は割と多い方です。ですから、「こんなに毎日働いているのに、毎月の手取りはたったこれだけ...」と、悩んでしまうことも無理ないです。

このように「働いた対価をしっかりもらえている実感がないこと」は、Webデザイナーの仕事がしんどいと感じてしまう大きな理由の一つです。

クライアントに振り回される

Webデザイナーの仕事は「クライアントに振り回されること」がとても多いですよね。

前述通り、Webデザインの仕事は基本納期がありますが、クライアントの要望によっては、かなり厳しい納期で、案件を終わらせ、納品まで完了しないといけません。単純に「業務量と納期のバランス」が合っていないんですよね。

また、制作物への強いこだわりがあるクライアントが相手の場合、細かい修正なども多くなりがちです。しかも修正点が後出しになり、「最初に指示しておいてもらえれば、こんな手戻りはなかったのに..」と感じることも多いです。そうすると、工数ばかり増え、結果、残業漬けの日々になることもしばしばです。

このように、Webデザイナーの仕事は「自分一人で完結しないこと」がしんどいですよね。クライアントや、もっと言えばその手前の営業担当によっても、デザイナーは振り回されることになります。

このような時も、Webデザイナーの仕事はしんどいと感じることがよくと思います。

人間関係で疲れる

前述通り、Webデザイナーはいろんな人と関わりながら仕事をします。業種や案件にもよりますが、クライアントや営業、エンジニアやマーケターなど、デザイナーの周囲にはいろんな立場・役割の方々が存在するからです。

上記のように、Webデザイナーは関わる人が多い分、中には気の合わない方や、嫌な方もいるのが普通です。私自身も合わないクライアントは過去にいましたし、社内で苦手なタイプの方もいました。

でも、そういった方ともうまく付き合いながら仕事を進めていく必要があるのがWebデザイナーです。いろんな立場・役割の方々と、円滑にコミュニケーションをとりつつ、一つの制作物を創り上げていくことは、しんどいと感じる場面も多々ありますよね。

業界の変化が激しく、知識をキャッチアップするのが大変

加えて、Webデザイナーの仕事は変化がとても激しいです。

そもそもWeb業界自体、とにかく変化スピードが早いことが特徴です。ですから業界自体の変化や、それに伴うWebデザイナーの役割も、常に変わり続けているんですよね。

一例を挙げると、例えば昨今だと「Webデザインだけできる人」のニーズは年々小さくなってきています。なぜなら、WebデザインだけしかできないWebデザイナーの数は、かなり増えてきているからです。需要に対して、供給が増えているということです。

一方、Webデザインだけできるのではなく、デザイン+マーケティング知識を持っているデザイナーなどは、世の中にかなり少ないです。

デザインとマーケティングを理解していれば、単にデザイン案件を納品するだけでなく、クライアントの売り上げを伸ばすWebサイトを作ることができます。結果、クライアントに利益を残すことが可能です。そういったデザイナーの需要はかなり高いです。

上記は一例ですが、Web業界の変化とともに、Webデザイナーに求められるスキルや知識も日々変わってきています。ですから、忙しい日々の中でも、新たなスキルや知識をキャッチアップしていく必要があるんですよね。そうしないと、変化に対応できないからです。

以上です。ここまでをまとめると、

  • 労働時間が長い
  • 労働時間が長い割に、給料は安い
  • クライアントに振り回される
  • 人間関係で疲れる
  • 業界の変化が激しく、知識をキャッチアップするのが大変

上記が、Webデザイナーがしんどいと感じてしまう主な理由です。

総合評価評価の星評価の星評価の星評価の星評価の星求人の質評価の星評価の星評価の星評価の星評価の星
コンサル評価の星評価の星評価の星評価の星評価の星サポート体制評価の星評価の星評価の星評価の星評価の星
公開求人数約10,000件対応地域東京都/神奈川/埼玉/千葉/大阪/福岡など
非公開求人多数ターゲット層転職したいIT・WEB技術者・エンジニア
強い業界IT・WEB・エンジニア・デザイナー業界年収UP実績8割

逆に、Webデザイナーの仕事が楽しいと感じる理由や場面

逆に、Webデザイナーの仕事が楽しいと感じる理由や場面

ここまでWebデザイナーがしんどい理由を挙げてきましたが、Webデザイナーの全ての仕事が大変、しんどいわけではありません。

大変な面がある一方で、Webデザイナーの仕事が楽しい、やりがいと感じる場面も、当然ながら存在しますよ。

ではどんなときにWebデザイナーの仕事が楽しいと感じるかというと、例えば以下のような場面は、Webデザイナーの仕事が楽しいと感じるシーンです。

  • Webデザイナーの仕事自体が純粋に楽しい
  • 自分が携わった仕事が良い結果になったとき
  • クライアントに喜ばれたとき

こちらもそれぞれ解説します。

Webデザイナーの仕事自体が純粋に楽しい

Webデザイナーの仕事がしんどいと言っても、多くのWebデザイナーは、やっぱり「デザインの仕事が好き」なことが多いと思います。

そもそも現役Webデザイナーの多くは、もともと「デザインが好きで、デザインの仕事に憧れて、デザインの仕事に就いた方」が多いです。根っこの部分は「デザインという仕事が好き」、そういう方がたくさんいるのがWebデザイナーなんですよね。

それでも、日々クライアントや営業の言いなりになり、自分が思うようなデザインができないという悩みも同時に抱えています。目の前のことに悩殺される日々に「デザインが好き」という気持ち自体も、すでに忘れてしまっている、実感できていないケースが多いです。

それでも、過去に行ってきたデザインの仕事の中には、「この仕事をやって本当に良かった!」と思える仕事の、一つや二つはあるものです。そういう「やりがいのある仕事」をやっているときは、「Webデザイナーの仕事はやっぱり楽しい」と、実感することができます。

事実、私自身も、Webデザイナーの仕事が大変と感じる場面は多いです。ですが過去を振り返ると、やりがいを感じ、楽しくできた仕事も多くありましたよ。

全ての仕事に楽しさ、やりがいを見つけることは、どんな仕事だって難しいことです。だからこそ、時々感じられる楽しさ、やりがいは、忘れられないものになるのだと思います。そういうやりがいある仕事は、Webデザイナーにももちろんあります。

自分が携わった仕事が良い結果になったとき

とても大変で、しんどかった仕事も、最終的に良い結果になったときは、やりがいを感じることはよくあることです。

例えば、毎日残業して、苦労して頑張って作り上げた作品に、やりがいや達成感を感じることはもちろんありますよね。道のりが大変であればあるほど、達成感や爽快感も湧いてきます。

このように、関わった仕事がうまくいったときは、楽しさややりがいを感じるものです。

クライアントに喜ばれたとき

Webデザイナーの仕事を通じて、最終的にクライアントに喜ばれた、感謝された時も、やりがいを感じることは多いです。

最初は嫌に感じたクライアントも、プロジェクトを進めていくうちに仲良くなり、最終的には感謝されたということも、思い返せばあるのではないでしょうか?私自身、Webデザイナーとして仕事をしている中で実際にあったことです。

もちろん人によりますが「人が喜んでくれる仕事」は、少なからずやりがいを感じるものだと思います。

その点Webデザイナーは、Webデザインを通じて、他の誰かに価値提供できる仕事です。ですので、やりがいを感じる場面はあると思います。

  • Webデザイナーの仕事自体が純粋に楽しい
  • 自分が携わった仕事が良い結果になったとき
  • クライアントに喜ばれたとき

以上がWebデザイナーの仕事を楽しい、やりがいと感じる主な場面です。

Webデザイナーはしんどいこともあるけど、楽しいことも多い

Webデザイナーはしんどいこともあるけど、楽しいことも多い

ここまで述べてきたように、Webデザイナーの仕事はしんどいことも多くあります。

残業が多かったり、その上給料は少なかったり、クライアントの要望に振り回されたり、人間関係で疲れることもあります。業界の変化についていくことも大変です。

それでも、Webデザイナーの仕事を楽しく感じたり、できあがった作品に達成感を感じたり、クライアントが喜んでくれたりと、楽しさややりがい、幸せを感じることももちろん存在します。

どんな仕事であっても「大変な面」と「楽しい面」、両方とも存在しているものです。その点はWebデザイナーも同じで、しんどい、大変なことも多いですが、それ以上に楽しいこともありますよ。

しんどい時期が続くと、この生活がずっと続くと思ってしまうと思います。ですが、世の中には楽しく働くWebデザイナーがたくさんいることも事実です。

この点を頭に入れておくことが、Webデザイナーとして仕事をするなら必要なことだと思います。

どうしてもWebデザイナーがしんどい場合の対処法

とはいえ、「どうしてもWebデザイナーの仕事がしんどい、楽しい場面なんて一つもない」、そう感じる方も中にはいると思います。

その場合は、今の会社ではなく「別の会社」で働くことも、視野に入れてみることがおすすめです。なぜなら、今のあなたがしんどい状況は、「Webデザイナーの仕事が原因」ではなく、あなたのいる「会社が原因」かもしれないからです。

私自身、これまで多くのWebデザイン系企業をこの目で見てきましたが、会社によって、働き方も働きやすさも、本当にマチマチです。

中には「なんて働きやすい環境なんだろう」と感じる企業もあれば、「ここで働くことはちょっと想像つかない...」と感じる企業もありました。

このように、Webデザイナーの仕事と一言で言っても、会社によって仕事のやりがいも、大変さも、全く別物になるんですよね。中には残業が少ない会社もありますし、良い給料をもらえる企業も存在するからです。

だからこそ、もし今の会社で働くことがしんどいと感じるなら、その原因が本当にWebデザイナーの仕事にあるのか、それとも今の会社自体にあるのか、原因を突き止める事をおすすめします。

例えば、転職エージェントや派遣会社など、いろんな企業やデザイナーと日々接している人材会社に相談すれば、あなたの会社が周囲と比べてどうなのか、簡単に比較ができます。

こういったエージェントや企業でまず相談してみることが、しんどい状況を抜ける第一歩になると思いますよ。

まとめ

述べてきた通り、Webデザイナーの仕事はしんどい、辛いこともある仕事です。

毎日夜遅くまで残業が続いたり、その上給料は少なかったり、クライアントの要望に振り回されたり、人間関係で疲れ果ててしまうこともあると思います。疲れているのに新しい知識も習得していかないといけない仕事でもあります。

それでもWebデザイナーは、大変なこと、しんどいこと以上に、やりがいや楽しさを感じられる仕事でもあります。これは私自身Webデザイナーとして仕事をする中で、確信を持って言える事実です。

だからこそ、どうしても今の現状がしんどい場合は、少し視野を広げてみることをおすすめします。視野を広げて、自分の居場所を検討してみると、違った世界が見えてくるはずだからです。

そうすれば、今よりももっと豊かな人生・仕事を、これから先の人生、続けていくことができますよ。

\大手30社から自分にぴったりな転職エージェントをかんたん絞込検索!/
地域
性別
希望職種
正社員経験
年齢
希望年収
人気条件 こだわり条件

関連する他の記事

pagetop