フリーターの末路は悲惨!?最悪の事態を避けるにはどうすればいい?
「フリーターの末路ってどんな感じなの…?」
「もう30歳を超えたし、さすがにフリーターじゃマズいのかな…」
働き方は多様化しましたが、結局のところ「正社員が正義」という考え方は変わりません。
最近ではコロナの件もあってフリーターとして働くこともままならなく、悲惨な末路をたどる方も増えています。
ですがいつまでもフリーターでいたって、現状は変わりません。むしろ退化するといってもいいでしょう。
そこで今回はフリーターの悲惨な末路10選を紹介するとともに、フリーターから正社員として働くにはどうすればいいのかを解説していきます。
現状を変えたい方、今より稼ぎたい方、正社員としてバリバリ働きたい方、ぜひ最後までお読みくださいね。
フリーターの悲惨な末路10選【現実は超シビア】
ではフリーターの末路にどんなものがあるか、一つずつ見ていきましょう。
- 正社員との生涯年収で約1億円の格差…
- 昇給幅が少なく年収が全然上がらない…
- 彼氏・彼女はできにくく結婚で不利に…
- 生涯独身かも…
- 使えない人材として使われる…
- 世間から孤立した存在に…
- 年下正社員の上司に指導を喰らうことも…
- 条件次第では社会保険に加入できず大損…
- ニート化する可能性もある…
- 転職エージェントを使ってもブラック企業にあたりやすい…
①正社員との生涯年収で約1億円の格差…
厚生労働省実施の「平成27年度賃金構造基本統計調査」によれば、なんと正社員とフリーターとの間には生涯年収で約1億円もの格差があることがわかっています。
正社員 | フリーター | |
---|---|---|
男性 | 1億7801万2400円 | 9815万2400円 |
女性 | 1億3052万8400円 | 7692万7800円 |
(参考:厚生労働省-賃金構造基本統計調査)
ただ上記はあくまで平均的な数値なため、役職や職種によってはさらに格差が生じることも念頭に置いてくださいね。
ではなずこれほど生涯年収に格差が出るのか。その理由は主に以下の3つの要因が挙げられます。
- ボーナス(賞与)
- 昇給
- 退職金
これらはフリーターが受け取れないもので、正社員は受け取れます。特に昇給による差が大きいです。
フリーターだと昇給できても数10円程度で、そうとう働かないと正社員の額には追い付きません。
②昇給幅が少なく年収が全然上がらない…
正社員だと大抵年に1回昇給がありますが、フリーターだと毎年昇給できる保証はありません。
昇給できても少額なため、お給料はずっとほぼ同じなんて事態にもなります。
また20代、30代、40代と年齢を重ねていくと、周りの知人・友人はどんどんキャリアアップしていても、自分自身だけは20代のころと変わらない収入になり取り残されてしまいまいます。
その引け目を強く感じて、精神的にかなりキツい人生を歩みかねませんね…。
③彼氏・彼女はできにくく結婚で不利に…
現実問題、フリーターだと彼氏・彼女ができにくくなり、結婚でも不利になる傾向にあります。
noel編集部の調査によれば、フリーター彼女との結婚を「考えられない」と回答した人は74%で、4人のうち3人は避けたいと考えています。
反対に、フリーター彼氏との結婚を「考えられない」と回答した人は95%で、フリーターの男性との結婚を避けたい方も多いです。
(引用元ページ:noel)
(引用元ページ:noel)
上記の結果を見ると、男性より女性の方が厳しい回答結果なのがわかありますね。
特に女性は経済的な部分をシビアに見る傾向にあり、相手と結婚したその先の生活面もしっかりと気にかけているんです。
共働きが一般化している以上は、お互いに働いていることが求められていることが窺えますね。
また結婚には何かとお金がかかるものです。結婚での総額相場は550万~600万円ほど、結婚式だけでも300~350万円はかかります。
やはり経済的な面でも結婚はかなり厳しいですね…。
④生涯独身かも…
彼氏・彼女を作るのが難しく、結婚も困難となれば生涯独身になる可能性も考えられます。
最近では「私は一生独身でもいい」なんて思う方も増えていますが、実際は人間の考え方なんてコロコロ変わります。
フリーターでも受け入れてくれる人がいれば話は別ですが、先ほどのアンケートを見てわかるように現実は厳しいです。
気持ちが変わって「やっぱり誰かしらと結婚したい…」と思ったところで、手遅れになることも考えられますね。
しかも30代に差し掛かれば周りは結婚ラッシュで「自分だけ取り残されている…」と引け目を感じることも想定されます。
使えない人材として使われる…
30代後半から40代に差し掛かると、若い人材が増えていき別の職を選ぶフリーターの方もいます。
というのも若年層目線でいえば、要領よく動けない30代後半~40代のフリーターを「使えない人材」として容赦ない扱いをしてきます。
見えないところでその噂が広まっていれば、知らぬが仏です。ただ多くの場合はその人の耳に入ってしまうものです。
職場にいづらくなって、結局は現職を辞めてしまう方も多いんですよね…。
20代後半のフリーターほんとに使えない、何回言っても学ぼうとしないし覚えられないならメモくらい取れ〜???
あ〜イライラする〜〜— 流星 (@dmw_ryusei) December 2, 2018
中高年フリーターで使えない奴が多すぎる…土日祝は完全に休みたい!
というワガママ言ったから土日祝は全部シフト入れてやった。
— 畜ペンbay垢 (@u7eANIJWCS1aEw3) January 24, 2020
⑥世間から孤立した存在に…
社会からは見放され、彼氏・彼女はできず結婚もままならない。
そんな状態が続くと世間から孤立した状態になりかねません…。
「孤立」の辞書的な意味は「助けが得られず独り切り離された状態にあること」です。
たとえば何か体に異変があっても、悲しいことがあっても助けを得られない状況を指します。
今では想像がつかないかもしれませんが、いざ味わうとかなりキツい話です。
⑦年下正社員の上司に指導を喰らうことも…
フリーターはキャリアアップが難しいため、将来的にはキャリアを積んだ若手正社員の上司に指導を喰らうケースもあります。
自分自身の立場を理解していても、やはり年下社員から指導を受ければ気持ち的にモヤモヤしますよね。
特に30代ごろになると転職・就職しない限り、周りがほぼ年下社員になります。
社会人経験の比較的乏しい社員にこき使われることで惨めに感じ、職場を変えたくなる方も多いです。
⑧条件次第では社会保険に加入できず大損…
条件によっては加入すべき社会保険に入れず、いざという時に大損をする可能性があります。
フリーターのなかでも2か月以内の短期アルバイトや、日雇い派遣のみで働いていると、社会保険には加入できないんです。
加入すれば年金受取額が増え、病気・ケガで働けなくなっても手当金を受け取れます。
また保険料は給料から差し引かれ、振り込みや支払いでいちいち行かなくても済みます。
恩恵の大きさを考慮すると、社会保険に加入できないのはもったいない話です。
⑨ニート化する可能性もある…
まずフリーターとニートの定義が曖昧にしている方も多いため、ざっと確認します。
- フリーター:正規雇用でなくとも社会で仕事をしている人。求人情報を探している人も含む。
- ニート:働ける状態だが働く意欲の無い無職の人。就活や職業訓練も受けていない状態。
なぜフリーターからニート化する恐れがあるのかというと、いざ正社員になろうと決断したが就職先が決まらず、結局は働けない状況が長く続く人が多いからなんです。
一度は現状に危機感を覚えても、計画的に行動をしなかったがゆえに失敗に終わってしまうんですよね…。
「これならフリーターのほうがよかった…」との声もあるくらいです。
⑩転職エージェントを使ってもブラック企業にあたりやすい…
年を重ねて30代後半に差し掛かると、転職先が見つからなくなり求人探しで路頭に迷う可能性が大きいです。
20代~30代前半の若いうちであればまだ余裕がありますが、30代後半になるととたんに見つかりにくくなるんです。
そうなると行きつく先は誰もが就職できる「ブラック企業」となります。
とにかく正社員として就職したい一心で転職先を探しても、求人票の内容をよく確認せずに、勢い任せてエントリーする方も多いんですよね…。
30代後半フリーターの就活でのライバルは、即戦力人材あるいは教育指導次第では活躍できそうな若手人材です。
そこに社会人経験の少ないフリーターが食い込むため、よほど魅力が無い限りは採用にはたどりつかないと思ってくださいね。
「フリーターで何が悪い」とお思いの方に向けて
「ここまで読むフリーターでいることが悪なのか…」「いやいや、フリーターで何が悪い」とお思いの方もいることでしょう。
フリーターのほうが生活スタイルに適していて、ストレスもなく過ごせる方もいるかもしれません。
ですが「自分自身でフリーターになると決めた」なんて方は、別にそれはそれで良いとの見方もできます。
問題なのは「何も考えずなんとなくフリーターになってしまった人たち」です。
社会は「自分からフリーターの選択肢を選んだ方」ではなく、こうした「思考停止したフリーター」を見て、とやかく言ってくるわけです。
そうした世間のイメージを覆すのは難しいため、フリーターを続けるのであればそうした背景を考慮しておくべきですね。
フリーターは病気・ケガを負った時がシンドい…
フリーターはいざ働けなくなってしまうと、生活ひいては人生が積みやすい点も忘れてはいけません。
長期的に働けないと収入は”0”
正社員と違ってフリーターは非正規雇用。多くは時給制でのお仕事のため、長期的に働けなくなると収入は0になります。
収入が無ければ固定費(スマホ代、インターネット代、家賃、住宅ローンなど)の支払いができず、便利な生活はかなり制限されストレスになることでしょう。
またフリーターの多くは貯金も多いとはいえず、ギリギリの生活を強いられてしまいます。
正社員なら入社とともに加入している健康保険制度にて、「傷病手当金」というサポートを受けられます。
そのサポートなしに自力で対応しないといけないため、かなりシンドい思いをします。
一時的な病気・ケガならまだセーフ
病気・ケガが長期的に影響するなら厳しい話ですが、一時的であればセーフ。
日本の保険制度には「高額医療費制度」があり、1か月あたりの医療費が上限額を超過すると、その金額を請求できるんです。
医療費はどうしても高額になりがちですが、不測の事態が起きたら日本の医療制度をうまく使って乗り越えられるのを忘れえないようにしましょう。
正社員なら不測の事態にも対応しやすい
結局は正社員のほうがフリーターよりも不測の事態にも対応しやすいです。理由は以下の通りです。
- 傷病手当金を受け取れる
- 退院後の働き方を考慮してくれる場合も
正社員なら福利厚生も含めて制度が整っています。保険制度についても完備されているため、活用しない手はありません。
職場によっては退院してからうまく働き方を調整してくれるケースもあります。
融通のきく働き方をして職場復帰できるのも嬉しいポイントです。
フリーターが就職して正社員として働くには?
フリーターを続けたい方も多いと思いますが、なかには「あぱり正社員として働こうかな…」と迷っている方もいることでしょう。
ではフリーターから正社員を目指すにはどうすればいいのか、詳しく見ていきましょう。
20代のうちに定職に就くのがオススメ!
まだあなたが20代のお若いうちなら、まだ柔軟に対応できます。
求人を自由に選択できるうちは、正社員になるスタンスでいたほうが無難です。
「20代のうちに定職につかずスキルなし」でいると、年を重ねるにつれて不利になる一方です。
危機感を抱きつつも、就職を目指して行動していきましょう。
正社員登用が可能なアルバイト・パート先で働く
アルバイト・パート先によっては、正社員登用制度を設けているケースがあります。
正社員登用までの流れは企業ごとで変わりますが、人手不足が続く企業では本人の就業意思の確認をするだけで採用にすることもあります。
アルバイト・パートの求人サイトを見ると「正社員登用制度あり」と書かれている求人があります。
そこから応募して正社員を目指すのもアリです。
なお主に正社員登用制度を採用している業界は以下の通りです。
(引用元ページ:厚生労働省-労働経済動向調査(2019年2月)の概況)
上記表で見ると「医療・福祉業界」では慢性的な人手不足のもあり、アルバイト・パートから積極採用する企業・施設が多いんですよね。
就職保証付きプログラミングスクールを利用する
エンジニアやIT業界を目指す方が使う「プログラミングスクール」のなかには、就職保証のつくタイプもあります。
未経験からHTML、CSS、PHP、Javaなどのプログラミング言語を学んで、正社員プログラマー・エンジニアとして働けるプログラムなんです。
無事に転職・就職できれば費用を全額キャッシュバックしてくれるサービスもあり、経済的には優しいのもポイント。
ただサービスによっては年齢上限が定められているため、自分自身が使っても大丈夫かどうかの確認をお忘れなく。
将来的にIT業界を希望しているなら、こうしたスクールの利用もおすすめですよ。
ハローワーク(公共職業安定所)でサポートを受ける
ハローワークは就職困難者をサポートする機関で、就職をサポートする行政機関のことです。
窓口で申し込みを済ませ、職員にお仕事を紹介してもらったらエントリーをし、面談・面接という流れになります。
ハローワークには企業が無料で掲載できることから、一部では「ブラック企業の求人が多い」なんて声も上がっています。
それでも抵抗が無い方は使うのをオススメします。
ハローワークは全国に500カ所もあるため、こちらからご自宅から近い最寄りの拠点を選びましょう。
またハローワークの求人をネットで検索することも可能。気になる方はこちらから探してみてくださいね。
紹介予定派遣を使って直接雇用を狙う
紹介予定派遣とは「雇用されてからはまず派遣社員として数か月間働き、その後企業側と労働者側での双方合意によって正社員として採用される雇用形態」を指します。
派遣社員という柔軟な働き方をしつつも、最終的には正社員として安定して働きたい方にオススメです。
ですが紹介予定派遣で働いたからと言って、必ずしも正社員として採用されるわけではありません。
派遣期間での仕事ぶりを見て評価されるため、ふさわしくないと判断されたらそれまでです。
就職支援サービスを使おう!
フリーターから正社員をめざすのであれば、お一人で求人を探すより就職支援サービスを使うのもオススメです。
使うべき理由は以下の通りです。
- キャリアアドバイザーに相談できる
- 内定獲得までのサポートが充実している
- 面接対策を徹底している
- 書類選考が必要ない求人が豊富
- 希望条件を指定して仕事を探せる
- 未経験向けの求人がほとんど
サービスを使ったほうがスムーズにかつ効率的に就職できるため、使わないのはかなりもったいない話です。
しかもサービスは無料で使えるため、金銭面の問題はゼロ。
経済的にも就業効率的にも、就職支援サービスを使うのをおすすめします!
悲惨な末路から脱出!フリーターにおすすめの就職支援サービス3選!
最後にフリーターから正社員を目指すのにオススメの就職支援サービスを、厳選して3つご紹介します。
どれも利用者の多い信頼されたサービスなため、気になったサービスがああればぜひ使ってみてくださいね。
サービス名 | 求人特徴 | 書類選考 | 未経験向けの求人 | その他の魅力 |
---|---|---|---|---|
就職Shop |
| なし | 多数 |
|
就職カレッジ |
| なし | 多数 |
|
ハタラクティブ |
| あり | 多数 |
|
では一つずつ見ていきましょう!
①就職Shop
<就職Shopのおすすめポイント>
- 営業・事務系の求人に強い!
- 職場の細かい事情も教えてくれる!
- 延べ200,000人以上が利用!
就職Shopは営業・事務のお仕事に強く、求人すべてで訪問取材をしているのが大きな特徴。
お仕事の紹介を受けるときは職場の雰囲気、具体的な働き方などを教えてくれて、就職後のミスマッチに繋がりやすいのも嬉しいポイントです。
これまで延べ200,000人以上が使ったサービスでもあるため、利用者からの信頼はかなり厚いです。
どのサービスを使おうか迷ったときは、まず就職Shopから使ってみてくださいね!
②就職カレッジ(JAIC)
<就職カレッジ(JAIC)のおすすめポイント>
- 入社後定着率91.3%!
- 無料就職講座でスキルアップ!
- 書類選考なしで面接できる!
就職カレッジ(JAIC)はフリーターの就職に強いサービスで、最短2週間で内定を獲得できるのがポイントです。
入社後3か月の定着率は91.3%もあり、就職した後の利用者のほとんどが長期的に働けています。
また無料就職講座も用意しており、どこでも通用するビジネスマナー、企業研究、自己分析など徹底的なサポートも嬉しいポイント。
しかも書類選考は免除されているため、これまでの経歴・学歴などを気にすることなく内定を獲得できるんです。
就職カレッジ(JAIC)の評判・サービス特長を見てみる▶▶▶
③ハタラクティブ
<ハタラクティブのおすすめポイント>
- 内定率80.4%!
- 自分に合った社風の企業が見つかる!
- 大手企業にも紹介実績あり!
ハタラクティブは未経験からの就職に強い就職支援サービス。若年層、特に20代の利用者が多いのが特徴です。
内定率が80.4%もあるのもポイントで、利用者のほとんどは就職を成功させているんです。
厳選された求人から一人ひとりに合ったお仕事を探してくれるため、納得のいく求人に出会いやすいのもポイント。
アサヒ、SECOM、河合塾マナビスなど大手・有名企業の紹介してくれるため、憧れの企業で働けるチャンスもあります。
まとめ~年齢を重ねるごとにフリーターは厳しくなる~
ここまで見ていくとわかることがあります。それは「年齢を重ねるごとにフリーターは厳しくなる」ということです。
フリーターが年齢を重ねていけば求人は見つかりにくくなりますし、結婚も遠ざかります。
またご自身の両親の介護に追われて、貯金をする余裕が無く老後に苦労…挙げればキリがありません…。
今あなたが20代なのであれば、まだ自由が利きます。
少しでも現状を打破したいのであれば、まずは一歩アクションを起こしていきましょう!