カプコンの転職難易度と転職を成功させる秘訣をご紹介
カプコンとはどんな会社?
大手ゲームソフトメーカーのカプコンについて、まずは会社概要からご紹介します。
・設立年月日…1979年 5月30日
・本社所在地…大阪市中央区内平野町三丁目1番3号 株式会社カプコン
・資本金…332億39百万円(2018年3月31日現在)
・売上高…945億15百万円(2018年3月期 実績)
・従業員…連結 2,952名/単体 2,426名
・上場市場名…東証一部上場
株式会社カプコンは、大阪に本社をおいているゲームソフトメーカーです。
代表作として『バイオハザード』『モンスターハンター』『ストリートファイター』などが挙げられます。
高い開発力とアイディアは多くの企業、人々から評価されており、ゲームショーや専門誌などからも表彰されている程です。
家庭用ゲーム機だけではなく、多様なコンテンツを売りにして世界的にも知名度のある会社です。
コンテンツの多面展開の例として、『バイオハザード』・『ストリートファイター』の実写映画化や、キャラクター商品、アニメやアミューズメントマシーン、世界中の人が対戦して楽しめるオンライン・ソーシャルゲーム事業の展開などが挙げられます。
このように、新しいアイディアを生み出す発想力、そしてそれを世界中で流行させるという影響力がカプコンの強みであるといえます。
カプコンの給料体系
株式会社カプコンの平均年収等について紹介します。
カプコンが公表している 平均年収(給与)は 563万円(2019年度 有価証券報告書)
次に、年齢別に平均年収を見てみます。
20代…310万円~440万円
30代…400万円~520万円
40代…460万円~650万円
50代…590万円~690万円
60~65歳…372万円~640万円
年齢別の給与は上記のように勤務年数が長くなるにつれて増加していきます。
つづいて、学歴による年収について紹介します。
(最終学歴が)大卒…769.5万円
短大卒…657.6万円
高卒…559.7万円
※いずれも、50~54歳時点の年収
最後に、カプコンの福利厚生についてです。
カプコンは福利厚生も充実していると言われています。
福利厚生の取り組みとして、財形貯蓄制度、報奨金制度、保養所、福利厚生施設(法人契約)、クラブ活動(サッカー、バレーボール等)、育児勤務時間短縮制度、完全週休2日制、年に2回の賞与(夏・冬)などがあります。産休・育休制度の活用実績も高く、女性も管理職を務めたりと女性の社会進出も実現されています。
中途採用の募集職種
ゲーム業界が未経験であっても業種によっては応募資格を満たした上で中途採用の応募は可能です。
まず、中途採用の応募資格から確認していきます。
応募資格(開発、プロデューサーの場合)
・ゲーム開発の実務経験
・ゲームもしくはコンテンツ開発におけるアシスタント、プロデューサー経験
・営業企画または商品企画のプロジェクトリーダー経験者
・宣伝、広告のプロモーション業務経験が5年以上ある方
・上記のうち、いずれかの業務経験を持っている方
・オフィス系ソフトの使用経験
歓迎条件
・ゲーム制作でマネジメント経験がある方・パソコンやネットワークに関する知識が豊富であること
・英語力が高い方
ゲームビジネスの専門知識や実務経験のある方
例えば上記のような応募資格を設けている職種もあります。応募資格は職種によって異なりますので、自分の希望の職種の応募資格を確認するようにしてください。
ここでは、中途採用で応募が可能な職種を紹介します。
・開発:プロデューサー・ディレクター、企画職、エンジン開発(大阪勤務のみ)、プログラマー、エンジニア、デザイナー、サウンド、マネージメント・サポート
・総合職:eSports(東京勤務のみ)、人事企画、連結予算管理担当
・パート、アルバイト
最後に転職を希望される方が注意しておきたい点が一つあります。
それは、入寮制度がないことです。
遠方から転職を考えている方は頭に入れておいた方がよいでしょう。
転職を成功させるためには
まずは、カプコンの転職難易度から確認していきます。
カプコンの転職難易度
結論から言うと転職難易度は高いと言えるでしょう。
数多くのヒット作品を開発してきた大手ゲームメーカーなだけあって、新卒の就職希望者も大変多いです。
また、ゲームの需要を考えたときに消えなさそうという声や、新しいアイディアと開発で常に進化し続けるカプコンに魅力を感じる人も多いため人気が高いです。その中でカプコンに転職するということはやはり困難であると言えます。
応募要項には、ゲーム業界の未経験者でも採用すると記されていますが、実際の倍率などを考慮すると一定の経験やスキルで他の入社志望者と差をつけたいところです。
中でも、開発部門であるプロデューサーやプログラマー、デザイナーなどは専門の知識とスキル、センスが求められるでしょう。
転職の選考フローについて紹介します
公式サイト、転職サイトからエントリーする→書類選考→一次面接→二次面接→三次面接→内定
という流れになっています。
面接が3回にも渡って行われることからも、自分と企業のマッチングの度合いがよく見られると言えるでしょう。面接の対策が非常に重要となっていますが、その対策はどのようにすればよいでしょうか
一番効率が良いのは、大手の転職サイトの活用と言えるでしょう
大手転職サイトであれば、カプコンのような人気企業の求人も多く扱っており、その活動支援の経験も多くあります。
自分の志望理由もカプコンの企業方針、求める人材を考慮した上で効果的に伝える方法を教えてくれるはずです。さらに、専門家に見てもらいながら面接練習を数多くすることができます。
また、自己分析を徹底的に行なうことも重要です。
自分の強みを面接で伝えるためには自分のことをよく知る必要があります。
さらに、企業分析も徹底しましょう。
企業の分析を徹底することで自分の志望動機に説得力をもたせることができます。
中途採用の強みは、前職の経験、成績を伝えて実力をアピールできるところです。
上記のような方法を実践しながら、自分を売り込みカプコンへの転職を成功させてください。